Utakata
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葉舟
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俳句も作っています。読売歌壇入選。
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草の葉の枯れし山道道の端の地蔵を見つけ手を合わせたり
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正しいと言い張るキミをビンタした私の気持ち知らないくせに
6
痛み止めヘディングシュートやった時足首捻挫するってなんなの
6
靴紐が絡み戸惑うキミを見て私が声をかけるか迷う
8
クリスマスまだまだ先だ言いながら何お父さんツリー出してる
8
飛び石の並ぶ庭園着物着て茶室に向かう少し緊張
6
新人の頃を懐かしみながらスキル自慢の先輩がいや
5
インドにて貧民街に迷い込むカレーの香りプンと漂う
6
荒れ果てた草原の地に独り立つ風の鳴る音耳をかすめし
8
いけないと信号渡るの止めたけど実は君がいたからなんだ
6
ダッフルのコートが好きだし似合うしとさてクリスマスのカッコは決まり
6
手羽先が最近好きになったのとそんな言葉でデートだなんて
6
早々と冬物出したの良いけれど出し過ぎなのよ早くしまって
3
冬タイヤ交換する手間省こうと私を呼んでどうするつもり
3
大根を切っては茹でておでんにと店の暖簾を女将はかける
3
しみじみと振り返るのは大会の人の波かな冬のマラソン
6
要らんよと関西弁で言われても私の気持ちに気づかぬなんて
4
飛ぶ鴉あの姿はまだ好きだけど散らかすのだけ止してと思う
5
クリスマス目に滲むのはツリーの灯家族で眺めし時は昔か
9
劇場の片隅潜む何ものかヘップバーンの面影と知る
6
切れ目無く続く雨降り雨ガッパフードの中も少し蒸れたり
5
それでいい怖いんだよな先生は後から何を言われるのやら
5
手伝って言われて走る酒室の杜氏さんには頭上がらず
7
そういえば思い出すのは五年前何で君へと告白したのか
5
寒がりの母がシチューを作ってた今は私が家族の分を
8
いきなりでスマホ持つ手が震えだす君が読んでる全国ニュース
6
最果ての地という標識見たけれどこの寒風は目を閉じちまう
7
ランドとシー区別がつかんと言う父を連れてこないでお母さんたら
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ああどうも会釈する人なんとなく宮沢賢治のようだと思う
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あえて言う平均点はと大げさに先生もほぼ平均レベル
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