氷山
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詩のことばをつかえるようになりたいです

知らぬようだけど女の友情は物騒なのよ 思い知ってね
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やわらかく甘い交歓を守るの だからお前に容赦はしない
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摘みたがる人を幾重にも切り裂くあなたの茨になってあげるわ
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いまわたしあなたにあげたくないものはなにもないのよ ね、ほしがって
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わたしたちの間に通う透明な同じ温度のあかるい血潮
4
ステージで光を放つ恒星と胸を開いて見せ合えば闇
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心臓がいっしょの形に歪んでるらしいわたしのいとしき天使
3
ひとことも言える資格はなくたってあなたの背中を撫でたかった日
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うみださない私が食べた穀物の意味と残した命のゆくえ
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俺だって身を破られて痛いんだ確かに棘は君も刺すけど
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できるだけ人畜無害になろうかと抜いても抜いても生えてくる牙
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手をふってくれる笑顔の友だちがいる学び舎のあたたかな窓
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わがために詠んだ短い歌ならば明けない夜でぼんやり光れ
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取り落としたのは今だけ、気のせいよ 胸のすきまがひとつもなくて
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海鳴りのように虫の音が響いて夜に浸かった水底の部屋
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あたたかい友の言葉に涙して 生かされている、生かされている
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いつも目が血走っているあの人せんせいは寝る暇もなく健康を説く
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愛されて生きていること ふがいないこんなわたしの生の賜物たまもの
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今日受けたやさしさのお守りとしてチロルチョコをポッケにしまう
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たいせつなあなたをそっとうけとめる胸の脂肪があってよかった
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あなたとは素顔すがおのままでハグしたい へんな香りの化粧をはいで
8
いつだって素敵なあなたに憧れていまも素敵なあなたに飽きた
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どこまでも自分勝手な恋でした 今は正しく友に戻れる
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冷えた胸 気づいてかえりみてみれば転がり落ちた貴女への愛
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えい、えいと怯むわたしを叱りつけ学ぶ 信頼されているのだ
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みずからの怠惰とやまぬ難題に走るメロスと共にのたうつ
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おまえなら仕上げるでしょと言う友の声がわたしに熾したほむら
8
ふりかえるノートの端の落書きのさみしそうな目をした少女
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ほどほどに生きようこんな世の中でじょうずに生きるなんてのはむり
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思うより恃めるものだ、わたしとは ここまで生きた甲斐があるから
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