Utakata
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氷山
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詩のことばをつかえるようになりたいです
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(好きでいること、それだけは許してね。)わたしにピアスを開けてほしいの。
3
昼すぎの恋の話がいつまでも終わらなかった、ナンもでかいし
4
今はまだ
詩
(
うた
)
にできない 愛する人の背中を抱いた指のふるえを
7
来世でも会いたいあなたが蝶ならば花、木、キャベツになって寄り添う
10
わたしたち、星だからこそ平等に光るしみんな色も違うの
10
首吊りの紐を外してくしゃみした あの瞬間が胸のふるさと
3
人生はなんということもありません。泣いたベッドで踊ってもいい
9
病院にいつも見舞いにきたひとも、母をいじめたあいつも父で
11
ただの友達だけどわたしは好きだから、明日の準備する手が湿る
3
玄関にたかる小虫を殺すため火をつける渦 夏の匂いだ
9
恙なくやっていけるか分からない だってこんなに月が赤くて
4
娘
(
わたし
)
にも応えず触れる液晶の中がそんなによいものですか
16
愛が通わずゆるやかに壊死してく わたしの中のあなたの部分
5
恋をして理解したのは漫画とかラブソングとか親の愛とか
7
心房の穴を埋めるのは愛であり、酒、賭け、煙草ではありません
5
夕焼けに頬を伝った病熱で空が端から冷やされてゆく
5
惜しみなく与えることの豊かさに気づいたひとが大人なのです
11
いい人もいれば時には心根の饐えたにおいの人もいますね
5
いつか見たものをじぶんでつくれたと喜ぶだけの青い手遊び
5
くつひもを結んだ姿さえ光る 寄せては消える波のあわいに
8
好きな子の語尾の絵文字に息を呑む 新説・ハートアタックの意味
5
何もかも終わった後で「大丈夫でしたか」などと罪を滅ぼす
6
ほんとうはまだ冷戦のわたしでも 今日のところは愛すふりから
7
なまいきで仏頂面でふくみみの かけがえもなくかわいいわたし
9
そういえばお粥をいちども食べてない 風邪もひけない大人になって
13
擦り切れた脳はことばを発さない 苦し紛れに点くフィラメント
5
好きな子といっしょに海に飛び込んで「涙みたいだ」って笑いたい
4
かあさんがガーゼでふいてくれた顔 今もなでるとあくびをします
9
すすり泣くたんぽぽぐみのおしいれに「もういいよ」って言ってみた
8
せめてもの意地で並行線とする ねじれの位置のわたしとあなた
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