氷山
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詩のことばをつかえるようになりたいです

さようなら。左の耳にひとつだけあなたの痕を残してほしい
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わたしこそわたしを縛る鎖であってどこへ行っても自由になれない
8
初恋があなたでよかった、心からあなたを愛せたわたしを好きだ
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忘れられたくないと泣く吾の首をしんねりやさしく締めて黙らす
4
出先ではずっとほんのり鼓動が早い みんなみたいに器用じゃないし
7
さくらんぼみたいに赤い唇の輪郭を見る わたし、生きてる
7
いつ死ぬか分からないから私たち納得できる生(せい)でいようね
6
この恋もいつかは消える、と慰めたまぶたに浮かぶ大粒の玉
8
目ざわりなジェンダーロールはケチャップをかけてすっかり食べてしまった
3
寝ようとはしても瞼の裏側にあなたの影があるものだから
8
だんだんと周回遅れになる日記 寝起きのからだもヘドロになって
4
愛したい縋りつきたい「誰か」とは結局いつもあなたであって
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脇道を歩くいつかの君のため一つ二つこぼしておくよ
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なんとまあ呆れたばかの私でも温かい手に運ばれてきた
4
薄曇り しとしとと降るひぐらしの声がさみしく、さみしくなって
6
煮え切らない雨が小窓を叩くから ねむい 誰かに優しくされたい
3
うだうだと午後のバイトに行き渋る きのうの日記もまだ書けないで
3
みんなより不器用だから仕方ない 焦げたパスタをお箸ですする
8
「作られた自然体」というみずからの言葉がわたしを鋭く刺した 
5
愛してる、私以上をあげるからあんたの全部あたしにくれよ
4
わたくしのせいいっぱいの一生を差し出したって及ばぬ仙娥
4
誰かとの結婚式を見たくない わたしはあなたと一緒に生きたい
4
日々痛むわたしの胸を取り出して全部忘れてしまいたいけど
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鷹揚で笑みのかわいい貴女(あなた)が好きだ、好きだ、好きだ、助けて
4
手が触れる、それだけのことで今までにない形状にひしゃげる心
4
たったいまはじめて知った特別を忘れられる日がくるのであれば
3
(好きでいること、それだけは許してね。)わたしにピアスを開けてほしいの。
3
昼すぎの恋の話がいつまでも終わらなかった、ナンもでかいし
3
今はまだ詩(うた)にできない 愛する人の背中を抱いた指のふるえを
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来世でも会いたいあなたが蝶ならば花、木、キャベツになって寄り添う
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