Utakata
登録
Login
夏
フォロー
12
フォロワー
14
投稿数
196
詩のことばをつかえるようになりたいです
« 最初
‹ 前
…
3
4
5
6
7
きみの声聴くと逃げちゃうわたしなど なんにも知らず鈴を転がす
9
何となくやつていけると思ひます梅雨の晴れ間にまくらを干して
7
二十歳
(
はたち
)
までばかにしていてごめん初恋は疾風怒濤の嵐
5
侵されぬやうにまなこをかッ開く 不穏な人が多すぎる夏
5
正直はあなたの胸を食い破るから 私の胸で飼っておきます
7
松島も浄土ヶ浜も
清水
(
きよみず
)
も なんぼのもんじゃい 君がいちばん
4
身も蓋もどうにだってなればいい なべの隅にて乾くそうめん
3
考えも今日のレジュメもしけってる 君の隣が私ならいい
8
あさましく 長く見つめてゐられない 白髪増えたる笑みの皺々
7
来たる世は彼女の好いたものになる 個性できみを惹けるでもなし
6
帰るなり胃の奥底に押し込める リボンで包み返された恋
11
はなむけに、カーネーションの青いやつ。わたしのことは忘れていいよ。
7
謝ってほんの少しはうく心 誤りもしないひとになりたい
7
おめでとう。(ずっと貴女が好きでした。)あなたが綺麗だからなの、これは。
7
花束をあげるつもりよ 最後までなんにも言えずうつむいたまま
8
心ごとはじけて消える しゃぼん玉われるみたいなかすかな音で
9
« 最初
‹ 前
…
3
4
5
6
7