Utakata
登録
Login
サイトのご案内
とうがらし
フォロー
3
フォロワー
18
投稿数
337
好きなもの刺し子編み物
ユーミンと孟浩然と短歌投稿
« 最初
‹ 前
…
5
6
7
8
9
10
11
12
次 ›
最後 »
移りゆく車窓の緑目もやらずスマホゲームにひた走るヒト
6
年経れば「吾子のこぼした飲み物」を拭いてみたいと思う日が来る
7
ちょっとした買い物なのに皆で行く「めんどくさい」を「幸せ」と読む
10
若い時白か黒かにこだわった
現在
(
いま
)
はグレーを楽しく思う
12
こんな日は家で珈琲飲みながらかつて通った風景想う
9
孫の世話まったく予定立たないがその日暮らしもまた佳しとする
7
物欲がなくなりてなお求むるは目には見えない人のつながり
7
「たぶらかす」意味がわかっていなくてもよくないことと察する小3
10
蝉の声聞いたらいつも思いだす昼のそうめんプールのにおい
9
帰るなり今日の出来事話し出す三十路の娘幼子のよう
10
夏休み始まる前に想像す終わったときの夕暮れの雲
8
本当は聞きたいことがあるけれど聞いてしまえば終わる気がして
15
早くしろ時間がないぞ遅れるぞ幼子までも生き急ぐ
現代
(
いま
)
7
快適さ求めたつけか猛暑日は人影のない午後の公園
4
七夕の笹を流した幼き日あの日の父は何思ってた?
6
嫌いとか好きとかすべて通りこしただ愛おしい君の生き様
4
どうしても別れあるなら望むべし陽水のごと「五月の別れ」
4
毎日の日課になった孫の守り以前の我は行方不明に
8
目の前に足をなげだす娘いて彼女の爪はテラコッタ色
5
暑すぎて歌もうかばぬ最近は目の前のことただ片づける
5
朝ドラの梅子のように颯爽と我も言うべし「ご機嫌よう」と
4
少子化は「母」だけでなく若者が
現在
(
いま
)
にがっかりしている証
5
もう誰も私を見なくなったけどたまにはお洒落雨の日だもの
8
お向かいの赤子の声が響いてる行ってあげたい午前四時半
7
少子化はお金だけでは止められず「母」の日常細部まで見よ
5
そういえばコツコツするの好きだったひと月分の駄作貯まりて
2
雨の日はなぜか心が晴れません出そうな本音抑え込むから
2
突然に喋り始めた一歳児たった
四言
(
よこと
)
で世界を制す
11
カレンダー
❌
(
ばつ
)
が続けて並んでる会えないことを認識せよと
5
「ねんねん」とプーさんを抱き寝かせてるいつかお前もママになるのか
10
« 最初
‹ 前
…
5
6
7
8
9
10
11
12
次 ›
最後 »