Utakata
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とうがらし
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好きなもの刺し子編み物
ユーミンと孟浩然と短歌投稿
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学校が好きでなくても大丈夫必ずその子居場所見つける
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「長い目で」教師の我は使えても母の我には難しきこと
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死んだらばポンデリングを供えてね娘と交わす固い約束
8
九十の母に言われる「傘持った?」母は今でもじゅうぶんに母
16
甲子園ここに来る子のその後ろ数え切れない青春想う
15
おにぎりを交換してた新幹線
現在
(
いま
)
は静かに車窓見るのみ
9
明日から働き蜂と変身すフードコートも人影まばら
10
「せつない」を説明せよという問に夏休み最後の夜と書く
12
「また今度」「うんまた今度」交わしつつこれが最後になるかも知れぬ
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知らぬ間に秋が耳からやってきたふるさとの庭鈴虫鳴きて
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夕方に開くプールが大人気生活変わる予言当たりて
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孫居らずほっとするのは最初だけ似た声あれば耳すます我
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「なむだぶ」と唱える孫が愛おしき小さなでこに大粒の汗
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コロナ過ぎ会いたい人は激減しだけど君には会いたい会おう
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「無事着いた」遠い場所とはわかりつつ十分おきにライン見ている
8
渋滞の車の中にそれぞれの愛とお土産ぎっしり積みて
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ありがたき我の刺し子を三枚も買う人ありてしかも夜半に
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スーパーで成分表示じっと見る守りたいものパパは持ち得て
6
目を閉じて鼻先に来る風を嗅ぐ夏の名残りと秋の兆しを
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玄関に自転車在るを発見しそうか今日から息子休みだ
9
今の時期勝つか負けるかそれのみか勝つとはなんぞ負けるはなんぞ
7
昨年は咲き乱れてた花もなく主不在の手押し車よ
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幾重もの役割捨ててここに居るふるさとの夜は我を抱けり
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義理父はとても優しい人なのになぜか脇汗じわっとにじむ
9
金星は快楽の星愛の星それならいっそ浸りきろうか
5
開閉のボタン押しつつ降り立てば都会には無いふるさとの香が
9
曖昧な言い方されてもどかしく令和だけれど心は昭和
12
グーグルの自動再生過去の顔しわはないけどどこか寂しげ
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孫の声朝から飛んで行きたいが出勤前のママに遠慮す
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あれこれと求めるうちはまだ身内他人となれば感謝あるのみ
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