Utakata
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とうがらし
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好きなもの刺し子編み物
ユーミンと孟浩然と短歌投稿
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こつこつと駄作を重ね百首超え我の輪郭浮かぶが楽し
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偉そうに言って聞かせた我なのに頭でっかち今更に知る
6
アペリアを彼女が好きと知ってから出かけるたびに見つけて歩く
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残されし時間はあまり多くない今更だけど余生むさぼる
10
蝉の声木々の緑に水しぶき盛りなだけに夏こそ哀し
10
ああ甘美!出会ってしまった綿菓子に満面の笑み孫はうかべて
8
孫の世話家事の諸々大事だがそれでも我は「私」でいたい
9
昔にも無粋な男いたのよと教えてくれる清少納言
10
遠くにも声を届ける術見つけモノクロ世界少し色づく
7
夜明けから部屋に灯りが点いているママの看病今日も始まる
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高熱の君の痙攣パパに似て親子のしるしあらためて識る
7
れるられるつければ敬語できるのか?講師の話耳に入らず
5
あと少し夏休みまであと少し風船のはじけるかのごとく
8
良い子とは親の言うこと聞く子かなそうでないこと歳重ね知る
9
雨降りの時刻までもが予想され偶然のことなくなりてゆく
8
無駄なもの切り捨て生きたあの頃に唯一我をいさめるは母
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将来の孫の姿を見たいけど見たら心配増える気がして
6
移りゆく車窓の緑目もやらずスマホゲームにひた走るヒト
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年経れば「吾子のこぼした飲み物」を拭いてみたいと思う日が来る
7
ちょっとした買い物なのに皆で行く「めんどくさい」を「幸せ」と読む
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若い時白か黒かにこだわった
現在
(
いま
)
はグレーを楽しく思う
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こんな日は家で珈琲飲みながらかつて通った風景想う
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孫の世話まったく予定立たないがその日暮らしもまた佳しとする
7
物欲がなくなりてなお求むるは目には見えない人のつながり
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「たぶらかす」意味がわかっていなくてもよくないことと察する小3
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蝉の声聞いたらいつも思いだす昼のそうめんプールのにおい
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帰るなり今日の出来事話し出す三十路の娘幼子のよう
10
夏休み始まる前に想像す終わったときの夕暮れの雲
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本当は聞きたいことがあるけれど聞いてしまえば終わる気がして
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早くしろ時間がないぞ遅れるぞ幼子までも生き急ぐ
現代
(
いま
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