Utakata
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とうがらし
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好きなもの刺し子編み物
ユーミンと孟浩然と短歌投稿
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洗濯機新しくして覗き込む新しき渦頼もしき渦
16
こんな日は歌の向こうのその人を思い浮かべて我を俯瞰す
10
今日の朝ちょっとした諍いありて雨を理由におこもりの我
9
おいしいねおいしかったね使い分け君の後ろに過去二年半
9
近頃はひとりを好む私だが君の「みんなで」には敵わない
6
あの人を嫌いな理由忘れたわ好きじゃなくなるってこういうこと
10
ばあちゃんが漬けた梅干し瓶のなか 形見となって今もいすわる
23
もう「ママ」と呼ばなくなった向かいの子今は「俺は」をもっぱら使う
17
夕刻に子らのあいさつ飛び交いて世代代わりで若い人増え
11
過去の傷違う解釈しなおして刺し子始める金曜の午後
18
昨年の今日に始めた投稿を一年続け今日はいい日だ
14
アジサイに「おっきなあたまついてるね」とらわれぬこと教える二歳
12
真っ当なこと諭すよりウソだろとびっくりされるばあばでいたい
7
ねぇばあばきのうじいじはいなかった二歳に過去が登場するとは
11
洗濯機壊れてわかるいにしえの労苦の上に生きてることを
10
遠くより耕運機
繰
(
く
)
る音届き梅雨の前ぶれ嗅ぎに出かける
13
この子ならわかってくれるかも知れぬ誰にも言わぬ我の決意を
9
今日何か機嫌悪いの?尋ねられ知らないうちに親子逆転
11
望んでも望まなくても人の縁意味があったと思える
齢
(
よわい
)
15
振り返るという行為が増えてゆく心は未来想っていたい
12
並ばない万博よりも何倍も希望があった並んでた頃
12
ざわめきの四月を抜けて新緑にまだ慣れぬ子を置き去りにして
11
息子の子我に似てると告げられてちょっと嬉しい我に気がつく
10
今更に昔の想い聞かれてももう戻れない人生の岐路
8
世の中のこわい存在識る二歳ヤギを見てママに抱きつく君
12
不器用で昭和の男そのものの今日は貴方の誕生日です
8
その昔お金使って得ようとしてた安息が今ここに在る
4
壁面にずらっと並ぶ刺し子糸眺めておれば満たされてゆく
10
連休の
間
(
はざま
)
にひとり刺し子する雨音だけが聞こえる部屋で
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この風と貴方の歌とほほえみと亡くなる前に思い出したい
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