Utakata
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とうがらし
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好きなもの刺し子編み物
ユーミンと孟浩然と短歌投稿
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父親がまだ子どもだった時のこともっときちんと聞けばよかった
17
炎天下おもちゃの棚を手作りすママの愛情酷暑も征す
9
遊ぼうよ何して遊ぶ鬼ごっこ友達だけどそれは無理だわ 歳の差六十
10
現代
(
いま
)
の子は胴が伸びずに脚伸びる我の友達三歳になり
7
気に入らぬことがあったら座り込み拗ねること知るもうすぐ二歳
13
別段に得することもないけれど一緒にいるはきっと友達
11
理由など告げる必要あるだろかただ君が要るそれだけのこと
8
高齢化理想は何か問われれば白居易の
詩
(
うた
)
中隠のごと
8
暇なとき君の未来をあれこれとばあばの勝手赦しておくれ
9
今そこに帰りたいとは思わぬがかつての仲間元気でいるか
14
あの人は今日も居るかとドア開けてさがしてるよな「うたかた」の場所
10
曾祖母がいちじくを好きだったことふと思いだすいつもこの時期
7
それぞれの歌の向こうに人がいる知らないけれど知っている気が
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歯が痛い左のほっぺ腫れてるねいやお母さん痛いのは右
8
学校が好きでなくても大丈夫必ずその子居場所見つける
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「長い目で」教師の我は使えても母の我には難しきこと
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死んだらばポンデリングを供えてね娘と交わす固い約束
8
九十の母に言われる「傘持った?」母は今でもじゅうぶんに母
16
甲子園ここに来る子のその後ろ数え切れない青春想う
15
おにぎりを交換してた新幹線
現在
(
いま
)
は静かに車窓見るのみ
9
明日から働き蜂と変身すフードコートも人影まばら
10
「せつない」を説明せよという問に夏休み最後の夜と書く
12
「また今度」「うんまた今度」交わしつつこれが最後になるかも知れぬ
12
知らぬ間に秋が耳からやってきたふるさとの庭鈴虫鳴きて
11
夕方に開くプールが大人気生活変わる予言当たりて
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孫居らずほっとするのは最初だけ似た声あれば耳すます我
10
「なむだぶ」と唱える孫が愛おしき小さなでこに大粒の汗
12
コロナ過ぎ会いたい人は激減しだけど君には会いたい会おう
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「無事着いた」遠い場所とはわかりつつ十分おきにライン見ている
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渋滞の車の中にそれぞれの愛とお土産ぎっしり積みて
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