とうがらし
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好きなもの刺し子編み物
ユーミンと孟浩然と短歌投稿

センターの軒先紅葉先端に色づきみとめ歩み緩める
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なぜかしらもつれた糸をほどいたらわだかまりまで解ける気がして
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先生と同じくつ下欲しがって二歳の君に推し活おぼゆ
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白と青境界線が溶けてゆく空見上げれば秋の始まり
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泳ぐ子の頭上を過ぎる赤とんぼプールじまいの余韻を残し
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主なき更地の土が眩しくて彼は今ごろ何処にどうして
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雷鳴を響かせ渡る雨激し夏の憂いを洗い流せよ
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子を孕む女のなんと美しき不完全なる命育む
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人などは思い通りにいかぬものそう知りながらつい望んでる
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家族とて半分以上知らぬ時間とき週末だけの家族となりて
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高速で豪雨のなかをペダル繰る夏の青春ひた走ってく
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周りには思い通りにならぬことけれども今日も生かされている
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盆終わり色なき風が通り過ぎ洗濯干す手しばし休める
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我が夢にご先祖様が勢揃いあっちの世でも賑やかなこと
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忙しき盆の合間の刺し子にて平常心を取り戻す我
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校庭に祭りのあとのやぐらのみ昨日見た夢そっとしまおう
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暑さゆえ感性までも干からびてその日暮らしの生活者と化す
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忙しなき日々のなかにも次の子を迎える準備満ち満ちてゆく
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大好きなママのおっぱい譲ることそれが最初の君の役割
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ほとんどの役割卒えた我なれば今から君の役割案ず
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役割のなかった君に新しき「姉」という役天は授けし
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つわりにてここに居るよと報せくる新しき人迎えるママに
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闘いに使われることなきように君と見上げるブルーインパルス
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濁りとか曖昧さとか不完全とかはっきりしないものと生きてく
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ひとりずつ鍋やボウルを与えられ食べた西瓜は夏の郷愁
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熟してく赤や緑の夏野菜さながらに君の背は伸びゆく
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保育所のエントランスに集いたる幼子の汗みずみずしくて
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文月の覚悟のほどがうかがわれ長期戦の酷暑続きて
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何回も茅の輪をくぐりお祓いす半年の罪多く積もりて
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神主さんでこに冷えピタ貼りながらお茶勧めてくれる大祓え
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