Utakata
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とうがらし
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好きなもの刺し子編み物
ユーミンと孟浩然と短歌投稿
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歳末の雑踏の風受けながらひとりひとりの生活想う
11
冷え切った指先ふうふうふきながら友と歩いた下校道
5
でき得れば刺し子しながら突っ伏してこの世の生をまっとうしたい
8
それならば曲がった松で生き残る昔老子が教えてくれた
9
まっすぐに伸びた松のみ切られてく曲がった松は生き残る
10
母のためよかれと思って選んでたそれは間違い自分が選ぶ
7
洗濯を楽しみたくて二槽式?きっと秀美な方なのだろう
9
444数字が並ぶこの時刻歌を詠む人歌を見る人
10
右向いて左向いたらもういない二歳の速さ予想裏切る
20
哀しみを飼い慣らすなど乱暴な小箱に入れて毎夜ながめて
12
あの頃に歌ってた人もういない無常感じる昔の紅白
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バイク乗る少年の腰手作りのぶたさん揺れて恋を語るよ
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ストーブの前でゆっくり刺し子するただそれだけで心が緩む
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好きならばそれでいいやと歌うたう少しの「いいね」期待しながら
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もしかして才能有りと勘違い朝日歌壇でたたきのめされ
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インスタで赤ちゃんと犬ずっと見る平和でいいねと娘言う
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新しき老眼鏡を手に入れて刺し子ぐんぐん進む一日
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学生でいたあの頃と変わりなくメタセコイヤは深く色づき
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小樽より届きし刺し子楽しみに年に一度のデパート詣で
9
だるだるの夏と短き秋を断つ初冠雪と渡り鳥とが
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三連休終わったあとがつらいから土日水の休みがいいわ
10
嫉妬する女の描写見事だわ
現代
(
いま
)
でもいいね蜻蛉日記
7
己より大切なものできた時怖さと強さ同居始める
13
ひょろひょろの足で出てきた姪っ子は今日誕生日ふたりのママに
6
母の色例えるならば黄葉か徐々に深まり最期散りゆく
6
青春はあっという間で朱夏長し気づけば白秋玄冬目前
11
人生に裏技無しという娘不器用上等不器用ばんざい
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やりとりの言葉の機微で作られた日々の生活重ね晩年
13
孫の手を懐に入れ温めた父の思いが我に繋がる
10
生まれ出て二年で
理解る
(
わかる
)
お別れを角曲がるまで君は手を振る
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