Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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想定やデーターを越え走る
若者
(
ひと
)
箱根に起きる青の奇跡よ
6
箱根路を若人達の駆け抜ける 地を鳴らしつつ風を切り裂く
6
お年玉いくつも手にして吾子の子は チラッとママ見る小さき眼
8
驚きて次に悲しいこと起こり 家族皆して寡黙な初春
12
日常と言う幸せの奪われし 北陸の地に雨降らないで
7
この家族みんなのためにできること それが私の生きる意味意義
10
手を合わせテレビの画面見てるだけ 「しばらく続く」の絶望痛し
8
筑前煮美味しいと吾子言いながら 転職のこと話し始める
6
同じよに幸せな夜過ごせしか 被災地の空青きを願う
5
孫二人毎月やってる訓練が 生きて直ぐ様テーブルの下
6
金沢に輪島朝市能登半島 我に多くを与えしかの地
9
元日の笑い声消え倒壊の町並み悲しどうかどうかと
17
団らんを切り裂く地震めりめりと 地を這う龍の成せる業かと
10
地震来て二人の孫がテーブルの 下で泣き出す元日の夜
11
地を揺する急な恐怖に見舞われし せめて寒さのなかりしことを
6
幸あれと祈る先には人がいて その中に自分そっと置きたり
9
昨日に汲み置きし水沸かしたり 雑煮は主婦の初仕事なり
9
買い出しで手伸ばしすぐに引っ込めた 果物売り場の緑の宝石
5
年が明け鳥一羽飛ぶ青空よ 希望は心の中より沸き立つ
8
手のひらに乗るほどの幸 あればいい 聞こえる 見える お茶美味しい
7
何のため生まれてきたか生きてるか 今日はまっすぐ考えてみる
4
最大の幸福吾子に会えたこと それだけでいい元旦の朝
9
帰省してすき焼き囲む夕食で 笑う声させ吾子父になる
8
孫二人子犬のごとくじゃれ合いて いつしか背中に羽根の生えたり
12
吾子帰り頭に見つけた一筋の 白髪は語る苦労と老いを
8
人の波 寄せては返す お正月 まな板包丁 鍋と我
5
大晦日 本日をもち ストレスや悩みにきっぱり別れを告げる
6
空の星一つ一つに誰かいて 今夜も我に話しかけ来る
7
プックリと黒く輝く黒豆は 南天葉添え重箱の隅
4
黒豆の煮方得意な友のいて 持ちにおいでとLINEの催促
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