Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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短歌詠み気付けば次の日になりぬ シンデレラならアウトだったね
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初めてのピアノレッスン先生の 最初の言葉「せっかちですね」
8
開けてみる宝箱には 青春と ゴミに間違う想い出のあり
7
叱られるチコちゃんいたらこの事も 常にボーッと生きてる私
4
星空のラメ入り布を切り取って 穴にあてたい孫のズボンの
5
天気予報この地のことより 北陸に目が行く朝よ 南天をさす
8
炬燵には集まり弾む会話あり 寂しくならぬ 冬なせる技
10
初めての海釣り能登の優し波 雄々しき船長どうかご無事で
10
嬉しいと悲しいの
間
(
ま
)
のうざさなど 薪ストーブの火種にしており
6
空のはて何があるかを思いつつ 今朝の献立考えている
4
この店の一番人気えび天の 握り差し出す 新入りの人
2
年二回 あるかないかの据え膳の 友の作った 黒豆の艶
7
ぜんざいのお餅いくつ?と尋ねられ 鏡開きをググる平和よ
7
去年からやってるパズル千ピース 行方不明の猫の前足
10
お年玉もらえるなんてこの歳で 嬉しさよりも大きい幸せ
9
幸せは小さいものと知りました 雪に水玉 南天の実の
6
壊しても壊れても尚残るから そのままそっと置いとく記憶
8
どうしたら良いの全くわからない 黙って作る肉じゃが甘し
9
自分なんてと思うときには赤リンゴ 皮ごとがりり噛んで飲み込む
5
ドローンに乗って行きたい夕焼けの 夕日に近い濃い紫へ
6
ストレスは毒薬ですよすぐ捨てて 「はい」と答えて仕事を辞める
5
霜柱踏みしめた
瞬間
(
とき
)
した音を また聞きに行く哀しい日には
7
宴会と名の付くものにこのごろは 縁なくなりて無理もなくなる
5
傾いて頭下げてる雪だるま 同じポーズの孫に当たる陽
11
鴨川のそばのジャズバー深夜二時 魔女の運んだ薄い水割り
5
この命 明日終わっても一片の 悔い無いと思う 空が青くて
7
思うだけそれだけで胸温まる 吾子と吾子の子今日も幸あれ
13
現役の大変ささえ忘れかけ そのうち我が誰かも忘る
4
五年間単身赴任したマンション 自由と言う
文字
(
じ
)
書いては食べた
6
極寒の起き上がれない朝が来て 目閉じつかの間夏のあの日へ
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