Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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霜柱踏みしめた
瞬間
(
とき
)
した音を また聞きに行く哀しい日には
7
宴会と名の付くものにこのごろは 縁なくなりて無理もなくなる
5
傾いて頭下げてる雪だるま 同じポーズの孫に当たる陽
11
鴨川のそばのジャズバー深夜二時 魔女の運んだ薄い水割り
5
この命 明日終わっても一片の 悔い無いと思う 空が青くて
7
思うだけそれだけで胸温まる 吾子と吾子の子今日も幸あれ
13
現役の大変ささえ忘れかけ そのうち我が誰かも忘る
4
五年間単身赴任したマンション 自由と言う
文字
(
じ
)
書いては食べた
6
極寒の起き上がれない朝が来て 目閉じつかの間夏のあの日へ
6
ちっぽけな存在だって居る意味を 考えもする誕生の日に
7
少しでも陽射しの降って太陽の 金の花粉よ被災地に
6
寒空にむかしむかしの恋した日放り投げたら星になってた
4
春は来る夜も開けるし雨も止む それは事実と言い聞かす朝
6
百人が詠んだ短歌で遊びたり 気に入りの札前に集めて
8
心読む超能力があったなら 今のあなたに使ってみたい
4
四歳の小さき手なる雪だるま お鼻にどうぞニンジン渡す
9
信号の如くに変わる顔色に 一喜一憂もうしませんよ(夫へ)
4
何をなし何を残して終わるのか 我の人生そろそろ終盤
5
海鳴りの街思い出し募金する これで返せぬご恩であるが
8
話す人誰も口にす能登のこと どなたの声も涙の混じる
5
冬本番桜の枝の小さな蕾 寒さに耐えて希望潜ます
5
珍しく病に伏した
夫
(
つま
)
のいて 好きなおでんを味噌で煮る夕
6
気がつけば誰かのために生きていた 誰かが我にそうしたように
10
どなたかは 知りませんけど感謝です あなたの「いいね」我また生かす
10
雨戸開く 瞬間入る一月の 風に見つけた 小さき春よ
12
妹は我よりいつも冷静で 素直で優し 少し弱虫
4
被災地の 冷たく固い床の上 涙で濡れてる 君の寝返り
9
美しい言葉探して歌を詠み 旅をしている自分でありたい
8
吾の中の 子供じみたる「もの」に会う 母の言葉にイラつく時に
3
仏壇に 素直に向かい手を合わす 年を重ねて好きになりたり
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