Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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ちっぽけな存在だって居る意味を 考えもする誕生の日に
7
少しでも陽射しの降って太陽の 金の花粉よ被災地に
6
寒空にむかしむかしの恋した日放り投げたら星になってた
4
春は来る夜も開けるし雨も止む それは事実と言い聞かす朝
6
百人が詠んだ短歌で遊びたり 気に入りの札前に集めて
8
心読む超能力があったなら 今のあなたに使ってみたい
4
四歳の小さき手なる雪だるま お鼻にどうぞニンジン渡す
9
信号の如くに変わる顔色に 一喜一憂もうしませんよ(夫へ)
4
何をなし何を残して終わるのか 我の人生そろそろ終盤
5
海鳴りの街思い出し募金する これで返せぬご恩であるが
8
話す人誰も口にす能登のこと どなたの声も涙の混じる
5
冬本番桜の枝の小さな蕾 寒さに耐えて希望潜ます
5
珍しく病に伏した
夫
(
つま
)
のいて 好きなおでんを味噌で煮る夕
6
気がつけば誰かのために生きていた 誰かが我にそうしたように
10
どなたかは 知りませんけど感謝です あなたの「いいね」我また生かす
10
雨戸開く 瞬間入る一月の 風に見つけた 小さき春よ
12
妹は我よりいつも冷静で 素直で優し 少し弱虫
4
被災地の 冷たく固い床の上 涙で濡れてる 君の寝返り
9
美しい言葉探して歌を詠み 旅をしている自分でありたい
8
吾の中の 子供じみたる「もの」に会う 母の言葉にイラつく時に
3
仏壇に 素直に向かい手を合わす 年を重ねて好きになりたり
6
来客の多い正月去りにけり 疲れ寂しさ少しの安堵
10
静けさを身に付けたくて写経する 字に我が心 映っておりぬ
6
白菜の間に挟んだバラ肉は いい仕事して 幸せ運ぶ
10
避けられぬ 夜は必ずやってくる 被災地の夜 一層暗し
6
祈ること 習慣超えて癖になり いつかなるかな 身体の一部
7
祖父付けし吾の名の意味を訊きたくて 仏壇座り手合わす命日
7
いつまでもこんな幸せ続かない そう思いつつ沢庵切ってる
8
黒豆に田作りサーモンレモン添え 友の一皿我いたわりて
3
帰京した弟好きな ポテサラを 黙って作る母九十五
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