Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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家族とは 一番そばにありながら 時に北極より遠し
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時間ごときっちり並んだスケジュール 木っ端微塵にしたミサイルよ
4
忙殺を想定していた今日の日に 想定外の薔薇の花束
10
じっとして黙っていたい時もある 座った床の温みと共に
5
三人の高齢家族なりたれば 話題は昭和のあるある話
12
引き出しにしまったはずのあの日には 海の波音夕陽の匂い
9
静けさが私を包んでくれるならお礼にあげよう涙のダイヤ
4
毎朝に 今日やることを 二十書く コンプリートは 五回しかなし
5
この空の どの辺りまで行ったかな? 何も持たずに 名さえ持たずに(逝った子へ)
10
笑えない日々の続きて 年末に 宝くじ買う 何か切るよに
7
雪積もり 白の世界の 静寂が 我に教えた 諦めないこと
7
耳澄まし 雪降る音を探す日の 卒業アルバム ほのかに
温
(
ぬく
)
し
8
カステラの 箱入りたる 幼子の 天に昇るや 雪舞う中を
11
目を閉じる 運転手さん「どちらまで?」過去も未来もただ寝るもよし
5
この星を去る日くる迄毎日を丁寧に生き花丸もらおう
7
いいこともよくないことも ある日々の すき間で遊ぶ 心を愛しむ
9
悩みとは 見つめるほどに分離して 包まれるから 銀河に捨てる
8
春が好き 全てに命輝きて 我に生きよと 告げくる季節
10
眠れぬと 悩んだ日もある 最近は むしろ良かった お昼寝できる
6
お布団で 作ったトンネル スマホON ここが私の歌詠み広場
9
ドリカムの 歌に逃げたくなる午後は 愚痴を肴にワインを一杯
4
好きな色 浅葱色なり 武士達の死に装束の色とは知らず
5
寒すぎる 冬のおかげで 一つ部屋 家族集まり 蜜柑の時間
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曖昧に 救われること多かりき シャープなライン 好きなくせにね
4
孤独とは 苦味あるいは渋みなり 珈琲飲んで 味わうものなり
7
耳鳴りと 共に生きると 決めたから 邪魔者じゃない 戦友と呼ぶ
11
生きる意味問われて答ふ 朝の来て また生きられる!空の青さよ
8
「無理するな」友のいつもの声ありて 少し笑って無理する私
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午前二時二十二分の暗闇に 希望灯しつ 歌詠む我は
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あなたなど忘れていると 言いながら 心の奥に 嘘の種植え
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