Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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爆炎の熱 子ら襲う 不条理を 神は見て見ぬふりはされまい
6
本心は ラップにくるみ 冷凍し 時折あるを 横目でチラ見
3
手のシワに 似合わぬ爪の マニキュアの 色を悩んで 吾の未熟知る
7
切るまでは 本質決して わからない 私はなりたい 蜜入り林檎
13
欲しいもの 何かと問われ お金です 二秒後気づく ほんとの答え
6
唐突な「仕事辞めるね」友達の それがいいけど それもいいけど
8
空が好き その青が好き 雲も好き 無邪気な我の 安い幸せ
9
車から 降りた自分は ちょっとだけ 油を差したい ロボットになる(悲しき高齢者)
5
人は皆 言えない闇を持つものと あなたにだけは 言えないLINE
5
「元気なの?」声をかけたい人のいて 言えずに黙る 後ろの正面
9
満員の 電車に乗せた 思い出は 鞄のなかで熟成してる
5
ありがとう 一つ「いいね」に 笑顔来た 一つフォローに 寿命がのびた
9
起きなくちゃ 行かなきゃしなきゃ 始めなきゃ ドミノの日々を 我愛すなり
6
長い時 経てば気づくよ 悪いこと そうでもなかった むしろ良かった
4
雪が降り あのこどうしているのやら ストーブの芯 赤々と燃ゆ
10
満天星
(
どうだん
)
の 朱色の消えた 冬庭に 真白き霜の 縁取る椿
4
雪が来て あの日の記憶 連れてきた 私の贅沢 季節のメモリー
4
真夜中の トイレは辛い 何で二度? 思い直して これも筋トレ(悲しき高齢者)
8
スーパーに 入ったけれど 何買いに 来たのか忘れ メモも忘れた(悲しき高齢者)
6
辛いとき 空に救われ 教えられ 雲は私の友達だった
7
文を書く 本を読むこと 減り続け 知らない街の知らない人に
5
星達が 山々落ちる頃に 空 さやけく深く 宇宙を語る
6
沖縄の 結婚式は 両親も アロハで参列 海の青さよ
7
日だまりに 幼子の声 同化して 吾の幸せは ここに留まる
5
白湯片手 朝焼け見つめただ座る 静かさの中今日が始まる
18
気遣いが 負担なること 知らずいて 自己満足の 薄さの悲し
4
意志ありて 背筋の伸びし 人であれ 心はいつも そうささやけど
4
山の上 ちょうどよい月 転がりて 冬が近づく 今日から師走
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「お尻をね ストーブさんがかじったの」孫のお尻の 火傷の赤よ
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体から ホントの心 取り出して ちょっとつねって 両手で包む
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