Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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M-1の 人は笑いてそして泣く 戦場にある本気の愉快
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生牡蠣を 鍋で蒸し焼き プックりと 可愛く膨らむ海の塩味
5
高齢の家族の夜に 忍び込み プレゼント置く 秘密の時間
4
煙突のない家に住む我に孫 かわいそうにとあめ玉一つ
14
どこまでも歩いて行きたい日のありて 後ろは見ない荷物は軽し
5
クリスマス ケーキの薔薇の花束をスプーンですくって ちゃんと受けとる
6
プレゼント孫のサンタになりたくておもちゃの世界旅する幸せ
9
背中にカイロ張りし日は背押すお日様共にありたり
3
家族とは 一番そばにありながら 時に北極より遠し
10
時間ごときっちり並んだスケジュール 木っ端微塵にしたミサイルよ
4
忙殺を想定していた今日の日に 想定外の薔薇の花束
10
じっとして黙っていたい時もある 座った床の温みと共に
5
三人の高齢家族なりたれば 話題は昭和のあるある話
12
引き出しにしまったはずのあの日には 海の波音夕陽の匂い
9
静けさが私を包んでくれるならお礼にあげよう涙のダイヤ
4
毎朝に 今日やることを 二十書く コンプリートは 五回しかなし
5
この空の どの辺りまで行ったかな? 何も持たずに 名さえ持たずに(逝った子へ)
10
笑えない日々の続きて 年末に 宝くじ買う 何か切るよに
7
雪積もり 白の世界の 静寂が 我に教えた 諦めないこと
7
耳澄まし 雪降る音を探す日の 卒業アルバム ほのかに
温
(
ぬく
)
し
8
カステラの 箱入りたる 幼子の 天に昇るや 雪舞う中を
11
目を閉じる 運転手さん「どちらまで?」過去も未来もただ寝るもよし
5
この星を去る日くる迄毎日を丁寧に生き花丸もらおう
7
いいこともよくないことも ある日々の すき間で遊ぶ 心を愛しむ
9
悩みとは 見つめるほどに分離して 包まれるから 銀河に捨てる
8
春が好き 全てに命輝きて 我に生きよと 告げくる季節
10
眠れぬと 悩んだ日もある 最近は むしろ良かった お昼寝できる
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お布団で 作ったトンネル スマホON ここが私の歌詠み広場
9
ドリカムの 歌に逃げたくなる午後は 愚痴を肴にワインを一杯
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好きな色 浅葱色なり 武士達の死に装束の色とは知らず
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