Utakata
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月夜ぼたん
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ただ歌を詠むことが好きなおばあちゃんです。よろしくお願いします。
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アフリカの植物たちの営みの 規則正しさ伝える番組
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もれてます携帯の声丸聞こえ 全てのもれは自由区造る
5
ご飯茶碗手渡し触れた指先の 冷たさに知る母の余命
6
呉服屋が四軒スーパーなしの町 住もうとしている猫と私と
9
公平に一本ずつに雪置いて 冬終わらぬと主張する山
5
一日のほとんど過ごす脳トレで 九十五歳の筆箱の厚み
10
体操の首回しして音のする レントゲンの目で我を見透かす
2
抱き締めて話すことなき思い出を 広げてみたい深夜二時頃
11
誘われて行くコンサート チャリティーの 少し地味目の爪の色にす
3
夢で会う亡き父の手の温かさ 触ろうとして触りもできず
9
朝焼けの午前六時の風に居て 散る時見たい満開の
桜
(
はな
)
4
さばさばとした
女性
(
ひと
)
だからあの
男性
(
ひと
)
に
紹介したのとねちねち言う人
2
読書して歌を詠んだり居眠りと 待合室の時間の濃密
6
ほとばしる柑橘系の雫なり 少女だった日の母の面影
4
悲しみは深海眠る瓶の中閉じ込めておく忘られる迄
5
短歌会はじめましてのメンバーは 微笑む春の静かに立つ日
5
思い出すいいことばかり先輩の逝ってしまった最後の夜に
4
先輩のマニキュアの色深緑 森に触れたり恐れもせずに
4
悪口も愚痴も自慢もあなたから聞きたくないと星だけ見る夜
5
動画見て体操する母生真面目な 指先ピンの腕上げ下ろし
9
三人で黙って見ている番組で一人だけ笑う漫才悲し
7
忘れられ一晩外に干されてたタオルはためく空の青し
3
弟は新聞記者の顔をして 怒りを止めず見えないものへ
6
朝食を控えて白湯を飲みながら ランチのピザを思い浮かべて
7
洗濯を干すことが好き青空の向こうの風が近づく時間
11
線香の二本の祈り毎日の 一本はただ被災地のため
8
緩やかな山の稜線目でたどり 行き着いている日の入る場所に
3
亡き父の十七回目の命日に 寡黙な父の声探す夜
11
眩しさに目を細めたる我なれば 未来のことは見えるはずなし
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お日様のふんだんに降る早春の 悲しみ少し陽だまりに溶け
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