花の音
142
140
投稿数
1372

皆様 初めまして「はなのね」と申します 皆様の温かい良いねに励まされています    
皆様と短歌の精進を積んでゆきたいと思います 
宜しくお願い致します

残雪の遠峰下の森抜けて尾根の斜面を白馬登りぬ
17
雷鳴がズドンと響き臍押さえ屈む蛙に一瞬なりぬ
23
短髪に揃えど目立つ白髪でも個性と思い床屋を去りぬ
13
見切り品繫る葉揃え黄の花が満ちて揺れたるマリーゴールド
13
自己紹介書かずに歌う人などへ情けは持てず素通り致す
12
駅前に色とりどりの花満ちる花壇へ人の温もり抱きぬ
16
一番を競うマシンへ女神待つレースに人の源抱きぬ
11
真夜中も花は閉じずに受粉待ち青赤黄と萌ゆるペチュニア
14
勝てずとも命の限り駆け抜けたハルウララから勇気授かり
15
大鍋の豚すき焼きを七人の家族で食べた遠き日も幸
16
歯も治り居酒屋に座し刺し盛と冷酒で医師の愛へ乾杯
14
外れ歯の固定に徹す医師の眼は凛々しき慈悲が見えて安堵す
15
鮎釣りが坊主の帰路は師の若き頃の登山の話しへ誘ふ
14
白き花再び満ちる日日草ベランダに揺れ五芒星かな
14
桃色の花が絶えずに晩夏まで空へ踊れり百日紅かな
16
マンションの影の我が家のベランダは御空へ伸びる花々が満つ
16
胸に抱く蕾が開く一瞬の儚さ掴み心は歌ふ
13
十八の燕の口の夏すみれ青紫へ水注ぐ朝
16
明太子梅とぬか漬け胡瓜乗る茶漬けで夏の陽射しへ備え
16
七人が暮らした狭きアパートはみんなが見れて幸せでした
22
居酒屋を三軒巡り残された五円の穴で覗く十五夜
25
大暑とて送るメールに風鈴とかき氷の絵を添えてこんちは
20
エフ分の1の微風の扇風機木漏れ日で笑む君思うかな
15
白焼きの鰻に塩とレモン掛け冷酒をトクリ傾ぐ夜かな
17
千切りの胡瓜とレタスミニトマト輪切りを乗せた冷やしタンメン
17
開閉のシートを付けどベランダの花へポタポタ汗が降る夏
16
ひと鉢に黄色赤青花満ちて真夏へ我と笑みぬペチュニア
16
花たちに微笑み抱ける恋と似た永き旅路を願いぬ我は
16
根腐れで枯れたベゴニアから個々の花の知識を学ぶ日々かな
19
花柄は萎れた花で切り取った茎の面から蕾が増える「私も最初は知りませんでした」
14