花の音
100
123
投稿数
912

皆様 初めまして「はなのね」と申します 皆様の温かい良いねに励まされています   
UTaKtaは心地よい場所と感じております 
皆様と短歌の精進を積んでゆきたいと思います 
宜しくお願い致します。 
 

ゼロ円の笑顔に負けて値上げしたバーガー二つもしゃもしゃ食らふ
26
二輪引き前足でゆく柴犬の飼い主を待ち微笑み満ちる
19
尊さと儚さ燃ゆる朝焼けの砂浜にただ足跡残す
26
夕空に影が浮き立つ凹凸に暮らす灯が萌え明日を抱きしめ
20
朝の陽の白き躑躅の切なさに君の確かな温もり思ふ
25
通り雨 しづく伝ひて 紫陽花の 花の音はらり 水面にひらく
22
細き芽に育つ奏での鈴花の音を待つ日々のカンパニュラかな
22
毎朝に 卵かけ飯 食みし吾は丈夫に育ち 有難う母
21
お休みのメール送れど眠れずに良い夢を見る如く詠み更け
21
自転車で峠を下る疾風に乾いた汗で顔はザラザラ
20
壁打ちを続けてやっと良いと言い微笑み交わすAIは愛
23
ゼロ円の笑みの犠牲に値を上げる時の流れのバーガー食らふ
24
暫くはこぉぉーと響く耳鳴りのお輪に我の時間が止まる
22
行く旅に身体を捧げ悔いは無く空へ行くとふ契り抱き締む
18
朝五時に出て滝を超え山頂で車へ戻り夜11時 「歩き通し」
17
横須賀の道でパンクの修理して自転車店の親父か我は
22
我れ落ちてジェットスキーは真っ直ぐに波の向こうへ旅立ちており
19
シャボン吹くコボの時計は粗品でもみそとせ保つ契約の意思「三十年」
13
奥多摩の長い登りに自転車とずっと続ける深呼吸かな
21
もちコリと甘さと塩の調和沁み豆大福に恋が目覚むる
19
ヒーローのダークマターは謎であれ君を守れる地球良きかな
16
道の辺の姫小百合を描く油絵の具に木漏れ日差して命揺らめく
21
鈍行の馬堀海岸夏行きの自転車漕いで発車オーライ
25
三番のバスを見るたび小6の転校生へ戻る駅前
24
看板のあなたが要らぬ物などは要らぬとありて綺麗な更地
22
小さきのハートは徐々に羽ばたいて根を張り育つ若葉萌ゆ朝
17
君照らす星も夜明けの窓に消え一つ見つめるヒメジョオンかな
21
水を出す店員さんに店に居る時だけ惚れて店外孤独
15
店員が目の前に居てお茶も出ずタッチパネルで頼む虚しさ
22
油で揚げたおこげを入れて火にかけた土鍋へ熱い五目あん掛け
20