花の音
142
140
投稿数
1372

皆様 初めまして「はなのね」と申します 皆様の温かい良いねに励まされています    
皆様と短歌の精進を積んでゆきたいと思います 
宜しくお願い致します

夏日とてペダルを漕いだ百キロにビールが美味い茜空かな
25
百キロに残り十キロ自転車のクールダウンで律する心
18
辿り着く海の広さを胸に抱きまた来ると言いペダル踏み込む
26
携帯の電池が切れてレシートに短歌を満たすチャリの夏旅
28
遠方の岬へ椰子の樹が並び異国感じる馬堀海岸
16
藤棚の外の草地のカタバミの黄色の花が眩しき夏日
18
夏の陽を雲影包む道の辺に暫し涼みて自転車漕ぎぬ
15
桃色の昨日の蕾 今朝に咲くゼラニウムから微笑み貰ふ
16
土手の端へひと日で消えど目に萌ゆる儚く蒼き露草の花
18
嵐夜に壊れた橋の瀬の朝へ白馬と鳩は稜線見つむ
12
住宅街並びし窓に夏の陽が小路を照らし掬う足元
18
マイケルのスリラー真似て暗がりの廊下で膝をぶつけて痛し
21
車掌言う次は綱島ーとか聞けた東横線が懐かしきかな
15
レトルトのハンバーグでも芋添えて美味さ忘れぬ一人夜かな
19
燃費良きカブで来れど値上がりの品にたじろぐスーパーの隅
16
ベランダを満たす苗らの花たちはお盆へ迎い父母へ笑む
22
幾つかの蕾と花が咲きそうなゼラニウム抱く桃色の帰路
14
夏の陽に耳飾り揺れ真白なる釣り浮き草の花とレジ待つ
14
夏すみれ枝垂れと立ちし茎先に蒼き花満ちアート授けり
15
里の花愛でる翁に祖父思ふ辛きが別れ白馬駆け行く
15
稜線を分かつ盆地のあぜ道の空の照る水白馬飛び行く
19
ニンニクと生姜炒める香り満つ我が家はまるで街中華かな
19
あら塩がグラスの縁の梅サワー自転車疲れ取るのに作る
14
秋寄りの気温に萌ゆる紅葉葉のゼラニウム置き冴えしベランダ
14
捧ぐ日へ葉緑の冴え蕾見ゆ君ありて幸ゼラニウムなり
12
挿し穂からだいぶ育って蕾抱く時に捧げるゼラニウムかな
13
雪解けて初夏を迎える高原に満つ雛桜天の川なり
16
茹で烏賊の鹿の子模様を切り分けて白髪ネギ乗せ熱き油掛ける
16
揚げ焼きの麺に海老烏賊肉と菜は五色の熱き餡かけて食ふ
14
晴れた夜に天の川見る約束を交わす僕らは織りと彦かな
15