花の音
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皆様 初めまして「はなのね」と申します 皆様の温かい良いねに励まされています   
UTaKtaは心地よい場所と感じております 
皆様と短歌の精進を積んでゆきたいと思います 
宜しくお願い致します。 
 

お互いの生まれた町の想い出の会話に君と笑う現在
22
草原の よもぎを摘みて 餅と練る 手の香に浮かぶ 亡き母の笑み
26
曇天の列車の窓に赤ワイン置いて霞の富士山を待つ
22
梅雨の音の手紙の届く道の隅空へ広がる蒼き紫陽花
18
毎朝の水にピンクの幸の花二つに増えて愛しベゴニア
20
移ろいの季節彩る多き種の花へ微笑み悔いなく歩む
25
一本の傘へか細き君抱きて夜雨降る吾の肩は温もり
22
君送り氷雨の沁みる夜の胸に灯す交わした今日の微笑み
22
ベゴニアの挿し木を一つ一鉢へ移して贈り笑う君待つ
20
茹でたての薄皮剥いたそら豆と熱燗すする寒き雨の夜
26
ひと茎が二つに分かれ赤白の揺れる不思議なデイジーの花
33
ありのまま綿毛を育て風へ撒く蒲公英へ説く陽射しと氷雨
21
昼からは葉が三倍のベゴニアへ寄り添い育つ明日への願い
22
我がいえの窓辺に飾る一鉢のベゴニアの花 桃色満ちて
21
一鉢の願いの育つベゴニアと卒業させる甘えた孤独
15
真昼間の都会の音を抱きしめてベゴニアと聞く静かな願い
16
桃色のベゴニア乗せたカブと行く帰路へときめく青い初恋
16
ビニールで優しく包む温もりに染まるピンクのベゴニア抱きて
15
一鉢のピンクの花のベゴニアを抱いて膨らむ夢のレジ待ち
23
眠れない君の心の見る星の窓辺へ贈るタンポポの花
22
10万に増えた川鵜が鮎を食み漁協は泣いて釣り師は坊主
26
食べ終わる一人カレーの一皿に父の美味いとおかわり響き
25
旅立ちの五月の花の薫りへと逢わぬあなたの面影癒す
21
春蝉の命惜しまぬ蝉しぐれ夏蝉達の子守歌かな
21
夏の陽に溶け込み開きためらいの歩み促す金糸梅かな
15
花々の風に波立つ細き道辿りて夢の心地の初夏や
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縁側の 柵を乗り越え 来た猫を 撫でて名前を「笑み」と名付ける
19
ねじ花の先に立ちては空仰ぎ頭撫でおる蟻も眩しい
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グアテマラの産地の村の朝焼けが浮かび目覚める朝のカフェかな
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屋根付けて日陰涼しきカブと行く夏日の街は夢の煌めき
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