花の音
142
142
投稿数
1372

皆様 初めまして「はなのね」と申します 皆様の温かい良いねに励まされています    
皆様と短歌の精進を積んでゆきたいと思います 
宜しくお願い致します

ベランダにネットで影を明日作り夏の陽嫌ふ植木守りぬ
20
毛細の血管と似る根が支え葉と茎と花光りたずさえ
18
枯れた葉が重なり腐り土の素を解く水を吸う根に育つ樹よ
16
薄切りの鯨を炒めニンニクと醤油に思う亡き父の笑み
21
雛燕餌に黄の口を開く如く朝陽へ目覚む夏スミレかな
15
狭き巣に燕の雛や五羽並び餌を待つ様へ父母思ふ
19
道の端に捨てらる子猫抱き帰る雨の日が在り生涯温む
17
波しぶき受けつつ走り天上の扉の鍵へ白馬は目指し
14
同じ場で季節を眺め木漏れ日を捧ぐ欅の大樹抱きたり「けやき」
15
しゃぶしゃぶとユッケも作りステーキとシチューに変わる牛のブロック
15
活き良しの鯵の叩きの丼と味噌汁と茶に身を委ねたり
17
目には目を歯には歯だとか言うけれど心の疵は直ぐに癒えない
20
花枯れど茎に二つの蕾抱き恋路照らせし小さき薔薇よ
19
両輪に空気を入れるルーティンは必須とならむ自転車の旅
16
三日間地震が続き台風が二つ来ている皆気を付けて
15
浜で見る空に聳えし頂きへ十字の疵を白馬は翳し
15
勝ち進む他に無き道の背水の陣の凛々しき侍ブルー
15
彩りの種の四つの芽は二ミリ無事に育てとペチュニアに乞ふ
13
湯冷ましの場所が冷え込む夜であれ裸で遊ぶ子が我れでした
15
冬の夜の熱き湯が染む吾を照らす銭湯消えた生誕の町「下町生まれ」
14
五メートルロードパル乗り小2からバイクに焦がれずっと友達
17
10ミリのボルト回せず見当たらぬスパナ一つも宝物なり
17
白き馬胸の十字の疵を抱き星降る浜の朝へ歩まむ
16
ふた苗のミニ薔薇届き一苗は君の来る日を待ちて微笑む
12
紫陽花の赤青雨に色冴えて得な気持ちの買い物帰り
19
筒型に閉じる赤きのカタバミの花へ傘さす土手の隅かな
12
雨の空仰ぎて気づく桃色の花を抱けり百日紅かな
17
白き葉が雪と似て満ちダイヤなるユーフォルビアの涼しき風よ
13
一人夜の燗酒の脇の桃色の薔薇へお前も飲むかと話し
17
シーフードミックス入れどアサリだけ臭くて捨てたクラムチャウダー
14