麻だ。
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はじめまして、ほぼ夢の記録。

懸命に ひと筆書きの 星をく 十萬里ときく あなたとの距離
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あぁ貘よ そこには母が いるはずだ 更地となりし 実家の夢を
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すすきの穂 いくつ輪郭 得られるか 鬼子母神の すすきのみみずく
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十分じゅっぷんの 亀山ろうそく 尽きるころ 祈りを終えて まずはゴミ出し
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日をりて 儚げにゆれる すすきの穂 死ぬまで生きると 笑った師匠
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神無月の フィナーレを飾る 月の夜に 輪唱響く 白鳥の声
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終わらない 夜をゆく君 一度だけ みた海の色 コバルトブルー
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朝方の 乳灰色の 空一つ 孤高のシリウス 輝く季節
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桃の種 そのまた種は 白いはず 甘い果肉に 厚くおおわれ
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天辺てっぺんの 蕾み朝露 光らせて 末世を走る 次の世のため
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光りへと 導く糸は 素粒子の 石をも透す 人は宇宙
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来年も 宜しく生きよと 誕生日に あがなう手帳と カレンダーと
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産み生まれ どこに感謝を すれば良い 四十億年 生きてる魂
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訪れる ハッチも蝶子も なくなれば 明日こそ仕舞 朝顔のつる
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來世は 金木犀咲く 地に生まれ あなたの気配 思い出さない
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この世には 一つも残すな 喜怒哀楽 大手を広げ 待つ新の月
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フイックスの 窓にひと粒の 星影 神無かんな気づかう ジュピターの慈愛
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稲妻の閃光 雷神の怒号で ビビビとゆれて 静かな夜に
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爪の先ほど 身を削り 十六夜いざよいの 夜露の底に 見上げる菊花
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待つ宵の 月はおぼろに 霞んでも ほのかに 照らす 夜の世界を
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二人して 十勝岳ゆく 登山道 記念の写真 のみ撮り 下山
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パッパッパッと 咲いてゆれてる 朝顔に 蜂やら蝶やら 心も動く
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そぎ落とし 三十一みそひと文字も 余しぎみ 端的でいい つぶやきでいい
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赤裸々に わたしを写す 水鏡 かき混ぜてみる 指先ひとつ
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やけくそか アリ避けの粉も 何のその 働きアリや そんなのアリか
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皮肉にしか 聞こえぬ世辞を 受け取って 返せぬことを この泡沫うたかた
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遠くから フジという名の 友が来て 山坂越えて 駐車場まで
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すす汚れ すす涙が 渇れている。 泣きつくしたよな 記憶もなしに
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拭くほどに 汚れひろがる すすがあり 燃えた痕跡 知らぬがままの
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夜空には 月を囲んで アルデバラン スバル 木星 ひれ伏すオリオン
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