Utakata
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麻だ。
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はじめまして、ほぼ夢の記録。
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憂うつを 乾燥させる ひとひらが 空を舞い降り わたしに届く
18
われひとり 根深き雪の
性
(
さが
)
を負い
全
(
まっと
)
うすべし アマテラス粒子
/
雪女
11
ため息が 前線を押し さげたなら 真っ白なのは あたしのせいかい?
/
雪女
10
真面目なら それでいいのか その仮面 話はあうが 手応えがない
12
堤にて 荷車を押す 上がらない 何度勢い つけても上がらぬ
13
コロン。とね 転がりそうな 三日月を 支えて
21
g
の
吾
(
あ
)
18
きときとの バスは満員 坂道を 右にひだりに ゆれて頂上
/
除幕式
11
ANAJAL
(
アナジヤル
)
の セールはいいが 格安か 時短で悩む 乗り換えが鬼
11
五年越しの ポイ捨て犯を 撮影す 画面
罵
(
ののし
)
り それで気が済み
/
五十代の女にこらーっ
11
命乞い などしなくていい この先は 臨月の
佛
(
ほとけ
)
を 観てからは
12
バドジズ デジドダ 詠みにくい バドジズ字足らず デジドダ字余り
/
ラッパと娘
10
ボーダーを 越えてとうとう 雪景色 それならそれで また生きるだけ
17
ひしゃげるほど 打撃を受けて いたピアス 道理で軆 冷たかった
12
念願が 叶ったのだろう 一雫 まぶたを閉じて ヴィーナスの涙
/
月と星
12
頂きの ポーラスターに 灯をともす 宇宙誕生の 再現のよに
14
寂しいと 思えば瞬間 この雨は 氷にかわる そんなギリギリ
29
東
(
ひんがし
)
の 星が賑わう 夜があけて きらきら光る 霜月の庭
26
懸命に ひと筆書きの 星を
描
(
か
)
く 十萬里ときく あなたとの距離
17
あぁ貘よ そこには母が いるはずだ 更地となりし 実家の夢を
20
すすきの穂 いくつ輪郭 得られるか 鬼子母神の すすきのみみずく
11
十分
(
じゅっぷん
)
の 亀山ろうそく 尽きるころ 祈りを終えて まずはゴミ出し
15
日を
縒
(
よ
)
りて 儚げにゆれる すすきの穂 死ぬまで生きると 笑った師匠
13
神無月の フィナーレを飾る 月の夜に 輪唱響く 白鳥の声
16
終わらない 夜をゆく君 一度だけ みた海の色 コバルトブルー
15
朝方の 乳灰色の 空一つ 孤高のシリウス 輝く季節
18
桃の種 そのまた種は 白いはず 甘い果肉に 厚く
覆
(
おお
)
われ
17
天辺
(
てっぺん
)
の 蕾み朝露 光らせて 末世を走る 次の世のため
16
光りへと 導く糸は 素粒子の 石をも透す 人は宇宙
13
来年も 宜しく生きよと 誕生日に
購
(
あがな
)
う手帳と カレンダーと
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産み生まれ どこに感謝を すれば良い 四十億年 生きてる魂
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