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かたくなな 心のすきに 振りおろす 水音みずおとよ鳴れ 金の鶴嘴つるはし
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音もなく 去りゆく人の 面影を うつしもせずに 春の十六夜いざよい
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徐々に徐々に 機影が林抜けるたび 娑婆が近づく また春を生きる
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こそばゆい つむじのあたりに ある月が 私を 縦に貫くようで
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薔薇をで ダリアをでて 亡き父は 母をもでた かったのだろう / 御彼岸
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ご先祖は 来世のために 準備する まためぐり逢い やり直すため / 御彼岸
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前走る 軽トラのおり たぬきり こちら見つめて 「どこ行くの俺」 / ずっと見つめられて
20
焼き尽くす ほどの強さは 感じない 染み入るように そその月 / 光る君へ
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遠い国へ 行ったはずだよ 直秀が 屋台でおでん たべてるまんぷく / 直秀ロス
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熱のない あふれる光り 降りそそぐ 残雪にうつる 影を濃くして
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大切な 人を次々 送りだす なごりの雪を みながらブギウギ
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オリオンの 顔がどうにも 思いだせぬ 最初から知らな かったんだな / NET
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裏庭の 容積率が 満ぱいで 津波のようだ 押しよせる雪 / 早春
20
久方の 天の河原に いきわかれ こんはくとが 渦まく宇宙 / 何となく
15
空気 水 光り バックボーンなら 目には見えない しかし在るもの
15
十人は 十色といえど それに合わす 寛容さなど どこにあろうか / (怒)
18
あきつしま 地震多いね 揺れてるね つばさの根元 飛びたつまでの
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私だから この人生と わかるまで 随分かかった 今日の黄昏
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目覚めれば 太陽とまごう 春の月 まだ薄暗き 空に浮かべば
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ダイヤル式 番を まわしてみ 〇が遠くて まわらないのよ / 夢で焦ったら
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写真にも うつらぬほどの ささめ雪 ため息のよに つもりゆく様
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北へ行く オロロンラインの 分水嶺 ひたすら並走 岬をまわる / 望郷
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シリウスも 震えるほどの 月の夜 そっといき吹く 雪片は星
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むつの花 歩く速さで キラキラと 無数に咲いて 陰も日向も
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わが庭は かつてにらみ合う ニャンたちの たまり場だった 放水解散。 / ニャンの日記念
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あのねのね 陽気といえど まだ二月 雪女郎の 季節だったよ / 除雪小一時間
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時止めた 三本の腕 時計あり 未解決かな 三つの事件
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天上から 汽笛の音が なり響き ガタンゴトンと 動きだす春 / カムイ号
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光量を たっぷり含んだ きさらぎの かわいた風よ 吹きとばせテロ
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さくら前 梅に菜の花 水仙と 花だよりきく 真白の大地
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