Utakata
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麻だ。
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はじめまして、ほぼ日記手帳。
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バラバラの 部品をまえに ボー然と 順番
違
(
たが
)
え ふりだし戻る
/
組立家具
13
暑苦しと わかっていても 待っている 夏一番の 蝉のうぶ声
/
北の夏
18
真っ白な 浄土のような台所。 タカラスタンダード 生きるため食べる
12
どの庭も ユリが楚々とし 立ちあがり そばかすだらけは ご愛嬌にて
/
北の夏
14
夏しぐれ。野に咲くユリの 孤独など だれが知ろうか
虎杖
(
イタドリ
)
ゆれる
18
機上より 光りがはしる 石狩
野
(
や
)
生きて息する 私の舞台
19
かがり火は
凌霄花
(
のうぜんかずら
)
の 花の色 石段のぼる 覚悟をきめる
27
夕映えの 砺波平野の 田のみどり 一糸乱れぬ 区画の鋭利
/
富山にて
17
今日は風呂。 あたしのすべて 受入れて
濯
(
すす
)
いでくれた 水アカだらけの
/
リフォーム
14
平成の お台所で 炊事中 次の献立 悩んでいたり
/
リフォーム
14
義兄
(
にい
)
ちゃんと 呼んでみなさい 万太郎。 竹雄のいない 朝のらんまん
9
猛暑の日。 扉一枚 あけたなら カランとなって
額
(
ひたい
)
をわける
/
喫茶店
18
新しい ドアの開閉 スムーズで 決して ガシャンと 閉まりはしない
/
心のドア
13
ドア一枚。取りかえるため 大工さん サッシ屋さんに サイディング屋さん
/
心のドア
11
朝やけに ただれた患部を さらしたら チチチ ピピピ と楽園の鳥
/
朝の散歩🍀おはー
12
太陽が 西にかたむき やじろべえ 涼風ふかせ カーテンゆれる
17
降りてきて あちらは今は こうなってて もう行かなくちゃと 云ったらしい
10
放課後の 声がきこえる 夕涼み タイム・スリップ 夏至の夕暮れ
23
子の家は 換気扇に すずめの巣 「巣立つまで待て」と いったばかり
13
いつの間に 軒先みれば ハチが巣を つくっていたよ どうすんのこれ
?
/
テニスボール大 😭
9
チャリを漕ぐ。リュックに弁当 冷感タオル 梅ドリンクは 部下の分も
/
夏
12
草刈りて 葉緑素が いっぱいの 風ふきわたる あけはなつ窓
23
旺盛な レモンバームを 刈りとって 床の間に活け まぶしい緑
20
亜麻ちゃんは サファイアのいろ あさにみち 夕にはひいて またあさにみち
9
見おろせば いずみ湧くよに 亜麻の
花群
(
かぐん
)
果たされた ゼンセの約束
11
摩擦しか うまない正しさに ヤられた 力不足の ワレを許して
15
カッコウが やたら鳴くから しぶしぶと いんげん豆の
櫓
(
やぐら
)
を組んだ
18
この先に いったい何があるのでしょう。 鯛が釣れた 夢をみました。
16
混沌を ぬけて景色は ながれだす わたしは少しも 動いてないのに
/
バス
16
赤の他人。 添いとげることの 難かしさ わかり合いたい 心ねぎらう
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