Utakata
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プー子
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失言を取り消すことも叶わずに火傷しそうなシュウマイを食む
26
ふさふさの羽毛を揺らす翁草兄は白髪バッサと刈りし
16
アジサイは船旅をして吾の庭へ濃尾の土はオホーツクへと
22
全身に薫風を受けチューリップの花首もぎて春よさよなら
22
散り時を謀りているやチューリップ
頭
(
ず
)
を揺らしつつ「水無月ですね」
20
「レシートを…。」声(?)かん高きセルフレジ去りつつなぜか背中が寒い
12
いち早く新刊本を予約する本は買わずに図書館と決め
16
夫の指す木の根に寄りてひそと咲くヒトリシズカは秘め事抱くか
18
風通る木下の闇にひっそりとヒトリシズカの葉のつややかさ
23
いつぶりの青空だろうリラ冷えも渡辺淳一も大っ嫌いに
12
開墾を自ずから成す亡父がいた その地を耕す
裔
(
すえ
)
はおらずや
19
すぐそこに水無月の待つこの日頃気もち沈めてリラ冷え続く
19
裏金の献金先は党支部で減税対策どこまでのクズ
17
住む人のいぬ庭に咲くスズランを私の庭へ転居を決める
27
低温の続きしのちの青空へエゾハルゼミの合唱響く
19
ストーブを幾度も付ける低温日
訪
(
おとな
)
う雀は餌を求むらし
19
面会の兄との会話に
生
(
あれ
)
る齟齬ロビーの陽だまり笑顔が似合う
20
投稿の写真テレビにアップされキツネ長々寝そべっている
13
家康の木像
拝
(
おろが
)
む小さき寺光秀作と謎めく言われ
13
隣の芝生は温かろうキツネ長々昼寝決め込む
14
庭隅の舞鶴草よ飛び立たん天使の梯子に遊ぶ吾子へと
15
緑増す峠を越えて歌会へ仲間の笑顔と飛びきりの
短歌
(
うた
)
19
「警告」の大きシールの不燃ごみ基準変わりてあゝややこしや
24
リメイクの頼りの綱のユーチューブ 亡母の紬はブラウス・スカート
20
釣果なく山菜下げて帰る夫ビールの量はやはり変わらず
29
進化せしダルビッシュ有の一◯一球あゝ早起きは三文の徳
24
庭先へカワラヒワなど訪う朝のまさに薫風たんぽぽの群れ
20
とぎ澄ます耳目さえざえ囀りも若葉も近く風もささやく
20
朝と夕ベランダ覗くキツネ来て我が物顔に迷惑千万
22
一日で冬・春・夏と目まぐるしチシマザクラと雪と若葉と
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