Utakata
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プー子
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子育ての未だ済まない雀らしオートミールはヘルシーですよ
14
心地よき香を放ちつつ咲いている夜目にも白きハシドイの花
15
去年
(
こぞ
)
に増し花の色数賑わいて席巻するらしルピナスの丘
16
真夏日を聞くカーラジオ助手席に盆提灯のカタログ乗せて
12
藤棚を通る南の風を受けはつか残りし花房揺れる
16
池の端のほんの小さなイトトンボ名も知らずゆえ誰にもヒミツ
17
基礎知識持たないままの裁縫の凡ミス頻り例えば表裏
18
ドライブは人形供養へゆっくりと雛人形と子供大将
14
ひな飾り五月飾りの始末せん駕籠の
自鳴琴
(
オルゴール
)
ポロンとひとつ
18
失言を取り消すことも叶わずに火傷しそうなシュウマイを食む
24
ふさふさの羽毛を揺らす翁草兄は白髪バッサと刈りし
14
アジサイは船旅をして吾の庭へ濃尾の土はオホーツクへと
20
全身に薫風を受けチューリップの花首もぎて春よさよなら
20
散り時を謀りているやチューリップ
頭
(
ず
)
を揺らしつつ「水無月ですね」
18
「レシートを…。」声(?)かん高きセルフレジ去りつつなぜか背中が寒い
11
いち早く新刊本を予約する本は買わずに図書館と決め
15
夫の指す木の根に寄りてひそと咲くヒトリシズカは秘め事抱くか
16
風通る木下の闇にひっそりとヒトリシズカの葉のつややかさ
21
いつぶりの青空だろうリラ冷えも渡辺淳一も大っ嫌いに
11
開墾を自ずから成す亡父がいた その地を耕す
裔
(
すえ
)
はおらずや
17
すぐそこに水無月の待つこの日頃気もち沈めてリラ冷え続く
17
裏金の献金先は党支部で減税対策どこまでのクズ
15
住む人のいぬ庭に咲くスズランを私の庭へ転居を決める
25
低温の続きしのちの青空へエゾハルゼミの合唱響く
18
ストーブを幾度も付ける低温日
訪
(
おとな
)
う雀は餌を求むらし
17
面会の兄との会話に
生
(
あれ
)
る齟齬ロビーの陽だまり笑顔が似合う
18
投稿の写真テレビにアップされキツネ長々寝そべっている
11
家康の木像
拝
(
おろが
)
む小さき寺光秀作と謎めく言われ
12
隣の芝生は温かろうキツネ長々昼寝決め込む
13
庭隅の舞鶴草よ飛び立たん天使の梯子に遊ぶ吾子へと
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