Utakata
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日常の気になった事やモヤモヤを分かりやすい味わいの有る短歌に詠めたら。
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母介護遠くなってもトイレそば鍵開け用に五円硬貨
19
写真屋と着付けが消えて久しくて見かけぬ振り袖いつもの街並み/成人の日に
20
落っことす十円玉も片っぽの手袋も今何処に居るやら
23
眼をつむり目頭つまんで下を向くきちきち守る目薬のあと
19
介護中何かしたくて豆を煮し思い出連れて小豆煮ており
24
免疫を上げると
謳
(
うた
)
う気にはなる免疫疾患どっちに転ぶや
20
次々とハンドクリーム減らしつつ反対側の雪を
憂
(
うれ
)
いし
23
もっと良い場所は何処ぞや寒の入りいつもの場所にいつもの猫居ず
26
「せりなずな」
三十一文字
(
みそひともじ
)
とは知らなんだ「すずなすずしろこれぞ七草」
25
戸の外に飾らぬお宅増えておりたまに見かける紙の門松
24
さすがには車自転車お飾りは今なお玄関お勝手トイレ
19
松の内くしゃみ連発鼻詰まり薬始めて春また一歩
23
痒
(
かゆ
)
い手を酢水で洗う
余所
(
よそ
)
も今洗ってるかもと三日とろろ
22
玄関のちまちま並ぶ縁起物台座はおせちのかまぼこの板
26
味わって手作り煮しめは最後かも「うちの味」と「安い」が引き止める
17
板からのこそげ落としたひらひらなかまぼこ口にお勝手正月
23
三日かけ仕上げたおせちあっけなし売れゆきよろし詰めてまた詰め
25
若水を汲んで元日ひとり立つおせち詰めつつ雑煮作りつ
25
日常に小さな喜びきらきらとちりばめられた年で有れかし
24
とりあえず何はともあれ大晦日一年分のお疲れさまを
33
具の好み予算が許せば出来合いのおせちで済ますも有りと思えり
17
ハム煮しめお蕎麦をやってかまぼこを切って重箱椀を大晦日
16
豆煮つつ鶏ハム巻いて煮しめの具切る茹でおっくう
30
日
16
黒豆を朝に浸して夜開始なます田作りの
29
日
20
ゆさゆさと揺らして我が手に聞いてみる煮しめの里芋計りかね
16
手間要らず時間が作る黒豆は多め欲しくも思うに任せず /パック減量
18
母命日お茶送り来し叔母宛に高齢思いて味噌汁いろいろ
21
大人所帯年中行事なイブ感を
醸
(
かも
)
し出さんとシチューにケーキ
18
切り替わるタイムセールの音楽に
煽
(
あお
)
られ焦る落ち着け落ち着け
29
年明けが次回と予告の歌壇かなこれで今年も
空
(
くう
)
と決まりし
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