Utakata
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日常の気になった事やモヤモヤを分かりやすい味わいの有る短歌に詠めたら。
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手がすべり取り落とすたびのため息は空が乱れる前触れに似て
13
ゆっくりとベンチの下を行く蛙明日からまた寒くなるのに
17
同じ市に住んでる人が載っていた正直悔しい月曜の朝
10
手に取ってちまちまほぐすカニカマをまだるっこしく思う日も有り
17
アボカドとサラダがひとつ有るだけのここの本屋は今日も変わらず
12
気が
急
(
せ
)
いて半月早い春一番帳じり合わせに
唸
(
うな
)
る北風
13
不用意に動かす頭ゆうらりとゆらぐ構える少しだけ待つ
10
晴れるたびダウン姿が少なくて春の前線
街中
(
まちなか
)
に見る
12
春先の用向き済んで初午も済んで気にする梅の
綻
(
ほころ
)
び
14
揚げ刻み煮付ける香り初午に稲荷混ぜ寿司商売繁盛
12
この空き地もうどんな家建ってたか忘れておりぬ買い出しの道
9
中止やらお店ブランドリニューアルお互い共に苦心しており
10
猫が乗り回る姿浮かびおりロボット掃除機ラジオで聴きて
9
持病薬採血そして花粉症今月一の買い物となり
10
息白くうっすら見える窓際で葱は芽を出す今3センチ
15
雷鳴と次々入る注意報静かな雪に賑やかなこと
14
雪が降る予報の出ているこの朝に消防署では訓練しており
13
幾度とも確認しても足りぬよで気が急くここも雪が降るそうな
12
「鬼は外」気恥ずかしくてこっそりと
呟
(
つぶや
)
くように撒く「福は内」
18
ひよこ豆大豆と合わせふつふつと小さな手巻きも添えましょうか
11
ふんわりでちょっと低めなあの椅子は「よっこらしょっと」言わねば立てぬ
16
役立たぬこの手なれどもせめてもの思い巡らし節分会
7
二年振り
購
(
あが
)
い求めた
柊
(
ひいらぎ
)
は棚の上にて魔を除けて居り
14
煮豆かな納豆も有り福茶でも年の数だけ食す為には
12
陽を受けた置き物のよな猫ひとつ姿勢正しくゆるりと猫背
25
ひんやりと洗濯物は乾いてる乾燥注意今日も発令
10
塩鮭も冬はこんがり焼けるまで大根おろして洗い物まで
8
うなりあげ吹きまくってる強風で広がる青空雲一つ無く
12
在りし日はテレビ聴けたと思いつつ小型ラジオを部屋で連れ歩く
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積雪を心に置いて予備を買うパンと牛乳それと小松菜
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