と・・
7
68
投稿数
897

日常の気になった事やモヤモヤを分かりやすい味わいの有る短歌に詠めたら。

二番目に高き暖冬も度々たびたびの寒波襲来つらかったこと
10
道明寺菜飯を添えた桃の日の春の気残る三月四日
11
春のをくるりと巻いた桜餅春のつぶまとう道明寺かな
13
こすっても振っても指先寄って来るビニールへんによく懐かれて
35
寒いうちまずは一枚編み始む毛糸のたわし夏の分まで
15
カレンダーめくってまわるも仕事かなさあさあ月が変わりますよと
15
ガシガシとく芋支える方の背が痛みて思うよわっちいなと
12
知らんぷりそれも又良し野良猫に暖かいねと寒いねと言い
22
年かさね行く程必須のスマホなら色々それなり考慮が欲しく
11
プラン機種ベストなペアが出て来ない逃げたいやめたいスマホストレス
13
知らぬ間にサポート終えたソフトウェアまだ使えるにスマホ変えねば
9
たまに来る不調の前触れ知りたくて気圧グラフをなぞる夕刻
16
傘傾げ今日も見上げる通り道日に日に咲いてく梅を見付けて
19
昨日きのうより今日が今日より明日あしたがと夜よりも昼見事冴え返る
10
手がすべり取り落とすたびのため息は空が乱れる前触れに似て
13
ゆっくりとベンチの下を行く蛙明日からまた寒くなるのに
17
同じ市に住んでる人が載っていた正直悔しい月曜の朝
10
手に取ってちまちまほぐすカニカマをまだるっこしく思う日も有り
17
アボカドとサラダがひとつ有るだけのここの本屋は今日も変わらず
12
気がいて半月早い春一番帳じり合わせにうなる北風
13
不用意に動かす頭ゆうらりとゆらぐ構える少しだけ待つ
10
晴れるたびダウン姿が少なくて春の前線街中まちなかに見る
12
春先の用向き済んで初午も済んで気にする梅のほころ
14
揚げ刻み煮付ける香り初午に稲荷混ぜ寿司商売繁盛
12
この空き地もうどんな家建ってたか忘れておりぬ買い出しの道
9
中止やらお店ブランドリニューアルお互い共に苦心しており
10
猫が乗り回る姿浮かびおりロボット掃除機ラジオで聴きて
9
持病薬採血そして花粉症今月一の買い物となり
10
息白くうっすら見える窓際で葱は芽を出す今3センチ
15
雷鳴と次々入る注意報静かな雪に賑やかなこと
14