Utakata
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まくねがお
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ぼくたちは涙流さず泣いていい 慰めあって励ましあって
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陽が
翳
(
かげ
)
り 怒り 向かいのマンションの三階以上が消えて無くなれ
6
いつだって言葉は足らず
であっても
(
出会っても
)
祈りのように そこに置くだけ
7
過集中 注意散漫 いずれかになってしまうと
強
(
脅
)
迫を産む
2
買いたてのレタスが口の中で溶け サッパリ冴えた暖冬の朝
9
お風呂場で歌がいくつかできた あれ 頭を拭いていたら忘れた
6
引っ越したばかりの部屋の雑然さ やっと片した やっと始まる
3
ツイキャスが終わった後に思うこと ちょっと寂しい でもそれでいい
2
サイゼリア 大人同士で語り合い飲みまくっても千円以下で
3
仕事するフリが蔓延する社内 ああ 帰りたい 早く退きたい
1
知恵のない荒野に種を蒔いていく 「せかいはことば」そんなこころみ
4
全身が喜んでいる お布団の中に入った労働の後
3
さびしくてさびしくてふるえるねずみ ツイッタランド ちらちらのぞく
6
聖夜にて欲しくてもらえなかった物 今なら買える オレがサンタだ
2
不機嫌な自分がとてもイヤになる
我
(
わ
)
がイライラを研究したい
3
荷造り中 つっぱり棒が落ちてきた 手間が省けた 強がりです ええ
3
密室に
出
(
い
)
ずる暴力 その素顔 外側からは決して見えぬ
5
ああ今日もタイムラインは
殺伐
(
さつばつ
)
としている 僕も
彷徨
(
さまよ
)
っている
9
僕たちの詠む歌は日々消費され
泡
(
あぶく
)
のように
弾
(
はじ
)
けて
雑
(
まざ
)
る
4
目の前の「めんどくさい」から逃げること 事件前後で いつも
蠢
(
うごめ
)
く
2
シューカツ中 面接本番五分前 独りきりだとしみじみ思う
2
数多
(
あまた
)
ある所有を
放棄
(
ほうき
)
する道の果ては「私」が
滅
(
ほろ
)
びて続く
2
賛否ある議論は思考を深め得る機会と捉え対話こそあれ
4
休日にドーナツ二個と半個食べ 寝落ち 目覚めて 残りを食べた
3
照明が切れた 夜だし明日替えよう と思った矢先 こぼす酎ハイ
3
啄木
(
たくぼく
)
もきっと多動で根気なく短く呟くほかなかったんだろう
3
爪を噛む癖は
生来
(
せいらい
)
業を失いジンジンと痛む指先
3
絶対にぼくとあなたは友だちになれる それだけ伝えたかった
10
あなたには何があろうとついていく そう決めたのです
隙間
(
すきま
)
の
陰
(
かげ
)
で
1
僕たちは属する場所を持ってない 持ってないんだ 寂しいけれど
8
泡沫
(
Utakata
)
で出逢いたかった スマホから一瞬だけどつながりたかった
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