Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
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職安でばったり遭った元上司バツ悪そうに目を逸らしたよ
1
俺の首切った社が載る求人誌頭に来たぜ応募してやれ
1
思ひきや雲の八重ゐる深山にてなほ九重に恋ひむものとは
2
踏み分けて誰かは訪はむ小野の山世を
卯
(
憂
)
の花の雪の通ひ路
0
山吹の花は盛になりにけり井手の
蛙
(
かはづ
)
は今やなくらむ
0
泥棒に指導を乞えば「バカヤロー!技は盗んで覚えるもんだ」
1
現実は残酷だねえ精液の値にくっきりと人種の差あり
0
今日もまた
松
(
待つ
)
浦の浜に唐船の
夜
(
(寄る)
)
は涙に浮寝こそすれ
0
白雪もわが身もいたく
ふり
(
降り・古り
)
ぬれば思ふことのみ
大
(
多
)
原の里
1
あまりにも師走の風が冷たくて今出たムショにすぐ戻りたい
0
風体はごくありふれた小僧だが一目でそれとわかる妖怪
2
400
年地下の柩で眠るけど見つけても杭打っちゃダメだよ
0
都にはかくてやわれも帰りなむ
魂祭
(
たままつり
)
せる旅の夕暮れ
1
逢ふことは遠く
鳴海
(
なる身
)
の浜千鳥跡だに見ねば
音
(
ね
)
こそ
な
(
鳴・泣
)
かるれ
0
山深み氷ぞ
結ぶ
(
○
)
来る
(
繰る○
)
人も冬は
絶え
(
○
)
たる滝の白
糸
(
○
)
1
妹が鬼になったと?それがなんだ!うちの女房はずっと鬼だぞ
1
「クロネコさんカンガルーさん飛脚さんあなたたち
干支
(
えと
)
何?」「はい、辰です」
0
あの約束守らなくてもいいからさ針飲む約束守ってほしい
4
これでもうずっと寝れるぜお隣さんうちのテレビの音を気にせず
1
枝ぶりを褒めてくれてるお隣の爺さんいつか吊るしてあげるね
2
酔漢がバーガーショップで酒出せと管巻く怒鳴るどうすればいい
0
坊さんとお布施の額で喧嘩して一夜明けても今朝まで憎い
2
都人いかなる夢か結ぶらむ蔦に分け入る宇津の山越え
1
宇津の山分け入る道の蔦葛
苦
(
(繰る)
)
しとばかり夢に知ればや
1
和歌の浦に
かき
(
(搔き・書き)
)
集
(
つ
)
めおかむ藻塩草
仮り
(
(刈り)
)
そめにだに見む人もがな
0
玉津島神の恵みの尽きずあらば立ち返るべき和歌の浦波
0
思ひわび
上
(
うは
)
の空なる浮雲に
倶
(
たぐ
)
ひて去らむわが身ともがな
0
最低だ降りたばかりの陸橋をミニのあとからまた昇る俺
0
致死量の実験だとは知らせずに飲ませてメモを取る手休めず
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「猫と犬どっちがお好き?」「あっ、いいです。食事だったら済ませてきました」
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