屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
https://rara.jp/zappai/

ママ見てよパパがバンジーやってるよ変だよ首にロープ掛けてる
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「人間だ飲も」と言ったのみつをさんでしょ?えっ違う?!じゃあ誰だっけ…
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お寿司とは回るものだと思ってる息子もいつか真実を知る
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雪とのみ見てや過ぎまし冬のうちに咲き出づる梅の香らざりせば
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誰が庭の雪に咲くとは知らねども春は隣と告ぐる梅ケ香
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これをだに花と見てこそ慰まめ近づく春を待つの白雪
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整形医ブスから金を巻き上げて美人と遊ぶいい商売ね
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夢にだに訪はれぬものをのうちに誰踏み分けむ小野の(○降る)
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しか(鹿)なく鳴く・泣くと聞かば訪へかし川霧の立つ巳の方ぞ世を治の里
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職安でばったり遭った元上司バツ悪そうに目を逸らしたよ
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俺の首切った社が載る求人誌頭に来たぜ応募してやれ
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思ひきや雲の八重ゐる深山にてなほ九重に恋ひむものとは
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踏み分けて誰かは訪はむ小野の山世をの花の雪の通ひ路
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山吹の花は盛になりにけり井手のかはづは今やなくらむ
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泥棒に指導を乞えば「バカヤロー!技は盗んで覚えるもんだ」
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現実は残酷だねえ精液の値にくっきりと人種の差あり
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今日もまた待つ浦の浜に唐船の(寄る)は涙に浮寝こそすれ
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白雪もわが身もいたくふり降り・古りぬれば思ふことのみ原の里
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あまりにも師走の風が冷たくて今出たムショにすぐ戻りたい
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風体はごくありふれた小僧だが一目でそれとわかる妖怪
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400年地下の柩で眠るけど見つけても杭打っちゃダメだよ
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都にはかくてやわれも帰りなむ魂祭たままつりせる旅の夕暮れ
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逢ふことは遠く鳴海なる身の浜千鳥跡だに見ねばこそ鳴・泣かるれ
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山深み氷ぞ結ぶ来る繰る○人も冬は絶えたる滝の白
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妹が鬼になったと?それがなんだ!うちの女房はずっと鬼だぞ
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「クロネコさんカンガルーさん飛脚さんあなたたち干支えと何?」「はい、辰です」
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あの約束守らなくてもいいからさ針飲む約束守ってほしい
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これでもうずっと寝れるぜお隣さんうちのテレビの音を気にせず
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枝ぶりを褒めてくれてるお隣の爺さんいつか吊るしてあげるね
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酔漢がバーガーショップで酒出せと管巻く怒鳴るどうすればいい
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