Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
https://rara.jp/zappai/
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行き暮れて知らぬ山路に惑ふとも霞の奥の花を尋ねむ
4
来し方も行く末もただ桜にて慣れし山路に惑ひぬるかな
1
天皇
(
おほきみ
)
に命捧げし
益荒男
(
ますらを
)
の誉花咲く靖国の宮
6
桜花今や咲くらむ吉野山麓も峰も同じ白雲
6
初瀬山尾上の桜咲きそめて麓の里に匂ふ鐘の音
3
日の本を桜の国となさむとは神代に誰か契りおきけむ
5
閨近き梅に
木伝
(
こづた
)
ふ鴬の声より白む春の曙
2
滝の脇の巨岩の上にあ、四匹の山猿がいる俺を見下ろす
1
ぬばたまの帝都の夜に怪人と名探偵が知恵比べする
2
おじいちゃんゴハンはさっき食べたわと騙せば納得やはりボケてる
5
風吹けば片よる岸の青柳に綾織りかくる池のさざなみ
4
佐保姫の眉偲ばるる青柳に髪より細き春雨ぞふる
3
ちりかかる鏡と見ゆる川の面に梅が香こそはうつらざりけれ
2
神風も吹きは払はぬ霞かな
御裳川
(
みもすそがは
)
の曙の空
1
酔
(
ゑ
)
へばまた悲しみ増さる別れかな涙を
濺
(
そそ
)
く春の盃
3
忘れめや慣れし雲居の朧夜に星を列ねし花の宴を
2
さっきから女房がちらちら俺を見るまた練ってるなハゲネタ川柳
5
波
飛沫
(
しぶ
)
く岬の果の潮風に椿落ちつつ昼靜なり
3
寝てる間に切り裂いちゃってゴメンナサイあなたの胸の内知りたくて
3
死亡記事先ず年齢を確かめて年下だったら勝った気がする
4
酒臭い男がすごく嫌いなの飲んだら乗るな乗るなら飲むな
2
坊さんと会えば必ずする会話「もうかりまっか?」「ぼちぼちだんな}
2
陵
(
みささぎ
)
のほとりも人はなかりけり花には早きみ吉野の春
7
姑がインターネット始めたわ
S
N
S
に鍵かけなけりゃ
3
眠ってる亭主の首を絞める真似して憂さ晴らすお茶目なワ・タ・シ
4
どこからか宅配された髪の毛の束の根本に血がべっとりと
3
お隣が出した大きなゴミ袋中で何かが
蠢
(
うごめ
)
いている
4
「あかんがな子供殴るの虐待やで」「ほっといてくれこれよその子や」
2
来む秋をたのむの雁もたちわびて落とす涙や花の上の露
3
帰り路を急ぐ雁がねのどかなる春の心を何厭ふらむ
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