Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
https://rara.jp/zappai/
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残る花有りやと入りて
彷徨
(
さまよ
)
へば暮るる山路に鳥の一声
4
どうしても忘れられない人だから今日も送るの迷惑メール
3
散り果てし花の名残の白雲を吹きな払ひそ峰の松風
4
美少女と小鳥は餌をやらなけりゃすぐ死ぬんだと飼ってわかった
4
失恋の涙は頬を伝うのに心に深く沁みるのはなぜ
4
桜咲く下で死んでた西行を埋めたのが梶井基次郎です
3
咲ける間ぞ人も訪ひける山里の風の散らすは桜のみかは
4
山吹の咲ける
籬
(
まがき
)
のぬしや誰いさや白波玉川の岸
4
宿とせし桜も今は散り果ててもの憂げに鳴く深山鴬
8
蛙
(
かはづ
)
鳴く井手の玉川来て見れば散らでうつろふ岸の山吹
5
この里に幾世の春を送りぬと問へど答へぬ井手の山吹
3
七重八重花咲く井手の山吹を都の人もとへとこそ思へ
2
宿とせる青葉隠れの遅桜鳴きて知らせよ深山鴬
3
雪とのみふりし都に春暮れてまたうらさぶる志賀の花園
2
散る花はまた来む春を契れども見つるわれこそ明日も知られね
4
雁がねは常世の国へ帰るなり花のゆくへを知る人ぞなき
2
散ればまた見むため惜しき命かな花ゆゑ入りし山ならねども
3
ちりかかる花の鏡の芥川曇らぬ影もうつろひにけり
5
色も香もこの世にたぐふものかはと風の情けや花散らすらむ
2
もろともにわれを誘ひて散れや花憂き世に何を思ひ残さむ
2
花散ればさらに思ひは増鏡面影遠し春逝きし人
7
改心しマトモな短歌作ること誓約します。四月一日
4
吹き返す花の盛の明日香風采女の袖や香らせにけむ
3
幾世経ぬ奈良の都の八重桜落ちこそ積もれ礎の上に
3
花染の衣着ぬ人なかりけり嵐の山に桜狩りして
3
いさぎよく散るこそ桜もののふの八十宇治川を
埋
(
うづ
)
む花びら
4
山づとに折ればかつ散る桜花さらば眺めむ風にまかせて
3
山守はよし咎むとも来ぬ人のためにと折らむ桜一枝
3
帯にせる細谷川を春ごとに花に染めなす吉備の中山
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網代木にしばしいさよふ花筏また押し流す宇治の川浪
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