Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
https://bbs.kodama.com/bbs/rakurakutei/
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都にはかくてやわれも帰りなむ
魂祭
(
たままつり
)
せる旅の夕暮れ
1
逢ふことは遠く
鳴海
(
なる身
)
の浜千鳥跡だに見ねば
音
(
ね
)
こそ
な
(
鳴・泣
)
かるれ
0
山深み氷ぞ
結ぶ
(
○
)
来る
(
繰る○
)
人も冬は
絶え
(
○
)
たる滝の白
糸
(
○
)
1
落書きのアートのあまりのみごとさに見とれて尻を拭くの忘れた
1
妹が鬼になったと?それがなんだ!うちの女房はずっと鬼だぞ
1
「クロネコさんカンガルーさん飛脚さんあなたたち
干支
(
えと
)
何?」「はい、辰です」
0
あの約束守らなくてもいいからさ針飲む約束守ってほしい
4
これでもうずっと寝れるぜお隣さんうちのテレビの音を気にせず
1
枝ぶりを褒めてくれてるお隣の爺さんいつか吊るしてあげるね
2
酔漢がバーガーショップで酒出せと管巻く怒鳴るどうすればいい
0
坊さんとお布施の額で喧嘩して一夜明けても今朝まで憎い
2
都人いかなる夢か結ぶらむ蔦に分け入る宇津の山越え
1
宇津の山分け入る道の蔦葛
苦
(
(繰る)
)
しとばかり夢に知ればや
1
和歌の浦に
かき
(
(搔き・書き)
)
集
(
つ
)
めおかむ藻塩草
仮り
(
(刈り)
)
そめにだに見む人もがな
0
玉津島神の恵みの尽きずあらば立ち返るべき和歌の浦波
0
思ひわび
上
(
うは
)
の空なる浮雲に
倶
(
たぐ
)
ひて去らむわが身ともがな
0
最低だ降りたばかりの陸橋をミニのあとからまた昇る俺
0
致死量の実験だとは知らせずに飲ませてメモを取る手休めず
2
「猫と犬どっちがお好き?」「あっ、いいです。食事だったら済ませてきました」
1
彼の子と思って大事にしてたのに鑑定したら夫の子だった
1
俺様が本気出したら凄いぞと呟きながら鼻クソほじくる
0
ミサイルを飛ばす話か実は俺『北の国から』見てないんだが
2
山里は積もる落ち葉に道もなしいづくを分きて冬の
来
(
き
)
ぬらむ
0
のっぺらぼう手配写真のポスターの空白欄に「あっ、もうバレた!」
0
白線の外で立ってる酔っ払いもっと前出ろ列車が入る
0
おばあちゃん階段降りるときママが
後
(
うし
)
ろにいたら怖がるのなぜ
0
皇
(
おほきみ
)
に命捧げし
英雄
(
ますらを
)
の誉花咲く靖国の宮
0
あっパパがテレビ出てると
燥
(
はしゃ
)
ぐ子にどう教えましょ手配写真を
1
触らせてあげたらきっと点くれるいい先生よと明るい娘
0
おばあちゃんの名前を書いて釘を打つママの不思議なお人形遊び
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