Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
https://rara.jp/zappai/
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夏の夜はあかでも掬ぶ山の井の濁ればやがて澄める月影
4
掬
(
むす
)
ぶ手も涼しかりけり逢坂の関の清水に宿る月影
4
荒れ寺の壁吹き抜くる嵐にも消えぬ
灯
(
あかし
)
は鬼火なりけり
6
うちの亭主平坦な道歩いてもふらっとよろけておっと危ない
5
ほら君の好物だよと間男のペ◯スを妻にプレゼントする
2
崖っぷちで躊躇っていた人の背を押してあげたよ一日一善
4
助け呼ぶ声聞こえたら躊躇わず即走るんだ逆方向へ
5
姑の写真に枠をマジックで描いて
掌
(
て
)
合わすお茶目なワ・タ・シ
4
隠れんぼ見つけられずに置き去りにされて泣く泣く一人帰った
6
夕立のすぎの下風玉散りて涼しくもあるか蝉の羽衣
2
なく蝉の涙の露に秋かけてまだき色づく森の下草
3
沢水の下に流るる葦群に思ひ乱れて飛ぶ蛍かな
4
夏の夜を短きものと思ひしは恋知らざりし昔なりけり
7
吉野川早瀬を下す筏師は夏をよそにや世を渡るらむ
3
学生の就職先を自慢するこれでいいのかマル経教授
4
夏休み地獄の鬼の行き先は大江山荘鬼ヶ島ビーチ
2
眠ってる夫の顔にハンカチを掛けて
掌
(
て
)
合わすお茶目なワ・タ・シ
7
「八百屋さんニンニクある?」と尋ねたら隣の肉屋が「うちにもあるよ」
6
太ってる女性が僕は好きなんだお願いだから一緒に相撲
3
わが身よりあくがれ出でし
魂
(
たま
)
ならば夢路に通へ軒の蛍火
10
俺様が本気出したら凄いぞと呟きながら鼻糞ほじくる
5
夕立のすぎの梢に雲晴れて露もろともに降る蝉の声
6
童子らにくまもあまさず食はれけり夏まさかりの氷金時
3
短冊に世界平和を書く人が必ずいるねあれ何だろう
6
美味しそうこれ食べてまたダイエット挑戦するわきっとよきっと
3
上葉
(
うはば
)
漏る月の雫に驚きて枝飛び移る蝉の一声
3
ふと見せたあの娘の笑顔かわいくてまた見るためにぼくバカをやる
8
雲過ぐる
外山
(
とやま
)
の空に鳴神の音はしながら晴るる夕立
4
恋という字をよく見ればなるほどねマタに心が引き寄せられる
3
夏山に今し過ぎぬる夕立の雲より高き蝉の諸声
5
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