屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
本拠https://rara.jp/zappai/
Xノートhttps://note.com/neutilo

家族旅行姨捨山の月を見て帰りに一人減ってる楽しさ
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【菊】新築し井戸も埋めて更屋敷きくも涙の強制退去
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【菊】お菊さん近ごろ姿見えないねさらわれたんじゃなければいいけど
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一舐めで血液型を言い当てる味にうるさいグルメ・ドラキュラ
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散り積もる木の葉に道は跡もなし木枯らしすさぶ秋のふるさと
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世界一美しいのはあなたです女王様と答えろ鏡
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もし僕の変死の報が流れたら暗殺だなと思ってください
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詐欺だなと気づいた理由わけは簡単だほんとに息子の声だったから
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死んじゃった夢から覚めてほっとして鏡を見たら目を閉じた顔
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振り向けば誰もいないが肩越しに鏡に映る見知らない顔
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さだめなき時雨の雲のひまに見る峰の紅葉は散り果てにけり
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今日よりは木の葉隠れはなき月を時雨の雲の絶え間にぞ見る
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今ははや残る紅葉もなかりけり空しき枝をはらふ木枯らし
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小夜更くる佐保の川原の風寒み氷れる月に千鳥鳴くなり
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春秋の花の時にも咲かざりしわが身古野の霜の下草
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神無月時雨はさだめなけれども木の葉の降らぬ里なかりけり
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お菊さん回転寿司でバイトして十枚数えて晴れて成仏
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好きな子に告白できず遠くからただ見つめ小僧すごく控え目
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やい民谷お岩に何をしたんだと問い詰められてもそりゃいえんもん
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お岩さん伊右衛門に何されたのと問いただしたら小声でヒソヒソ
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バケモノも高齢化してようかいご天井を日々ただ見つめ小僧
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散り果てし柾木まさきかづらくる人もなき山里に月とのみすむ
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旅人の宿らぬ冬の野辺の草霜こそ結べ枯れむ一時
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昨日こそ時雨降りしか紫香楽しがらき外山とやまの笹を霰打つなり
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「人間じゃなくてほんとによかったね」そう声かけたいブルドッグのメス
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台風が来るので猫を呼びに出た見つからなかったずっとうちにいた
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資料庫の冬の深夜が寒いので人肌恋しと泣く鉄の処女
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天高く地平漠北千万里胡馬一日にえ来たる秋
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暖かき日差しに和む群雀暮るる速さに冬を知るらむ
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かりに来む鶉の床に秋暮れて霜に枯れゆく深草の里
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