Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
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行く末は雲の幾重に隔つともまた来む秋を雁よ忘るな
3
幸せに必ずすると言ったでしょどうして離婚してくれないの!
7
雪残る比良山風に釣る海人の袖とともにもかへる雁がね
2
帰りゆく雁ぞ鳴くなる春霞立田の山の曙の空
3
梅ケ香に匂へる春の夜の闇は
現
(
うつつ
)
も夢も分かれざりけり
4
帰る雁声は雲居に高砂の尾上の松も霞む有明
3
弓張の月のいるさの山の端にこしぢをさしてかへる雁がね
3
いかにして尋ね折らまし梅の花四方に匂へる春の夜の闇
3
婆ちゃんは夜逃げの邪魔だ置いてこう売り飛ばされる心配ないし
3
いつまでも綺麗でいたいと言うキミを冷凍保存するボクの愛
2
「愛してる」その一言が聞きたいのだから言うまでやるわ拷問
1
絶叫が耳から消えない。押し入れに隠れて一人生き残ったが
3
「犬と猫どっちがお好き?」「おかまいなく。食事ならもう済ませてきました」
2
天国と地獄どっちがいいかって?見るだけならばそりゃ地獄だよ
4
勲章は無期判決に
V
サイン出して退廷させられたこと
1
天国へ人を送ったこの俺が地獄行きとはすごい矛盾だ
3
鳰の海や霞の奥に漕ぐ海人の釣り船の帆もはるの浦風
2
短きが上にもさらに短かれ女子高生のスカート丈は
2
梅の花折りて
挿頭
(
かざ
)
せば香り立つ如月の雪落つる衣手
5
梅ケ香に誘はれてだに来ぬ人を雪消えなばと何頼みけむ
3
可愛いし飽きたら食えばいいんだしミニブタこそはペットの王者
4
冤罪を訴えてるのに「正直に喋って早く出てきて」と妻
3
苦労してチカン冤罪晴れたのに妻と娘はまだ信じない
3
傘ならば「かさない」だけで済んだのに蓑乞うゆえの凝った断り
2
春の夜の風や夢路に通ふらむ覚めても同じ梅ケ香ぞする
2
梓弓春は山路もほどぞなき花の色々鳥の声々
4
ひとり酒相手欲しさに
注
(
そそ
)
いだがけっして赤くならぬ白梅
4
初めての彼女の手料理食べてみた言わなかったがマズ!マズ!の出来
4
居着いてるあの婆さんは誰だっけ、あっ、そうだった!おれのおふくろ
4
わたしとは初めてなのに回数券取り出す彼にせつないラブホ
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