Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
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今朝見れば露をば霜に置き換へて籬の菊のうつろへるらむ
7
夜もすがら止まぬ時雨と聞きつるは宿に木の葉の降るにぞありける
8
大井川錦の波ぞたちにける嵐の山に紅葉散るらし
9
川浪に紅葉誘ひて行く秋のしばし
猶予
(
いさよ
)
ふ宇治の
網代木
(
あじろぎ
)
10
ハゲの句をたくさん採ってハゲ選者見せたいらしい度量の広さ
6
空を飛ぶ布の正体見極めたい、いったん止まれジャストもめんと
7
猩々と八岐の大蛇と酒呑童子「どうだ今夜は皆で酔うかい?」
5
人間に怖がられないお化けたちハロウィンの夜はお
家
(
うち
)
でふて寝
6
カツ丼が食いたくなって自供したでも出なかった訴えてやる!
5
冷静に指紋を消して血を拭いてあとは凶器とホトケの始末
6
ハロウィンのお菓子欲しさに人間の子供に混じるお化けの子供
13
ハロウィンのあまりに巧いコスプレに怯えて逃げるホントのお化け
11
「感想文書かせるなよ」と書きたいね思ったままを書いていいなら
5
生きてればきっといいことあると言うあなた責任取るつもりある?
9
感想文書くため読んだ本なんか中身は何も覚えていない
8
行く秋の
幣
(
ぬさ
)
と手向くるもみぢ葉に
白木綿
(
しらゆふ
)
掛けて置ける初霜
5
ふるさとの明日香の川の夕時雨濡れてや今日も萩の散るらむ
10
丘の上に月を背に立つ裸木の梢に動く物は鴉か
6
冬近きけしきの森の下草の色づく上に枯葉落ち積む
11
霜置けば
幾日
(
いくか
)
もあらじ菊の花折らば折りてむよし惑ふとも
6
暁の老いの目覚めは昔にて眠られぬ夜の憂き物思ひ
6
何だ!俺死んじゃってるよ知らないで目覚ましちゃったどうすればいい!
6
いつしかと虫の音絶えし庭の面に霜置きそむる鐘の暁
11
蔦葛
(
つたかづら
)
色づきにけりくる人もなき山里の柴の
籬
(
まがき
)
に
6
鶉鳴く
竹葉山
(
たけのはやま
)
に秋たけて霧深草の里は荒れにけり
7
故郷の雪の便りを聞きながら都会の底に埋もれていく
13
晩秋の雨が静かに降りそそぐ貧しい街に灯のともるころ
13
若い時学問サボった酬いかな諭吉さんには見放されてる
9
鰯雲気になるのかな屋根の猫降りてきなさいホンモノあげる
12
角
(
つの
)
先にトンボの止まる鬼瓦睨み続ける夕焼けの雲
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