Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
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雪残る比良山風に滋賀の海の霞を分けて立てるささ浪
6
これもまた問はましものを津の国の生田の森の春の曙
4
「お爺ちゃん、歌集は先月出したでしょ」「そんなの嘘だ!あの金どうした」
6
いつしかと氷は溶けて岩注(そそ)く垂水の上に蕨萌え出づ
8
三島江はなほ風冴えて
真菰草
(
まこもぐさ
)
角ぐむ上に泡雪ぞふる
9
誰がもとへ匂ひ
遣
(
や
)
るらむ梅の花荒れにし宿に春を忘れず
11
いづくにか梅は咲くらむ雪混じり吹き来る風のここら匂へる
11
雪解けに松の緑はあらはれて落つる玉水岩叩くなり
7
春浅み柴の庵に風冴えて筧の水やまた氷るらむ
8
氷りゐる沢に下り立ちて
賎女
(
しづのめ
)
の身のために摘む根芹なるらむ
6
青柳の糸吹き乱る春風にいかに縫ふらむ梅の花笠
7
見渡せば民の竈に立つ煙霞に紛ふ春は来にけり
5
あさみとり霞める空を見上ぐれば軒より落つる雪の玉水
7
青柳のいとものどけき春風に軒端の梅は
綻
(
ほころ
)
びにけり
6
コンビニの女の子目が綺麗だがマスク取ったらがっかりだろう
4
「家出してやる」と言ったら母さんは「帰りにお酢とお味噌買ってね」
10
佐保姫のころも春なる難波津に咲くや昔の梅が香ぞする
8
花子さん便秘でトイレ長いから付けられたのがこのあだ名です
5
菱餅はアレの形でハマグリはアレでもちろん白酒はアレ
3
潮風に梅が香交じる難波江の葦間に霞む
澪標
(
みをつくし
)
かな
6
野はなべて緑になりぬ若菜摘む袖かと見えし雪は
消
(
け
)
果てて
7
三笠山氷の解くる初声に春を知らする鶯の滝
5
小野の山炭焼く煙春来れば今朝は霞にたち交じるらむ
6
今朝見れば雪の衣を脱ぎもあへず山は霞をたち重ぬらむ
7
香久山の今朝は雲居に霞めるは天の戸よりや春は来ぬらむ
9
橿原や
始馭天下
(
はつくにしらす
)
宮跡に
太敷
(
ふとし
)
きませるこの
大社
(
おほやしろ
)
6
ひさかたの天の岩戸を押し明けて
豊栄昇
(
とよさかのぼ
)
る日の御旗かな
5
天照るや神の御裔を戴きて永久に栄えむ日の出づる国
6
万世に動くことなき高御座定めたまひし神代をぞ思ふ
7
雲居まで
千木
(
ちぎ
)
高知
(
たかし
)
リて橿原の宮の昔に帰る春かな
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