Utakata
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屁の河童
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ただの河童です。異端短歌、略して「異短」です。「お前まだいたんか」と言われたいです。
短歌は楽しき玩具。
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美味そうに何食べてんだ佐川君一口くれよなぜ隠すんだ
9
風渡る葦の枯れ葉に雪の花咲くや浪速の春の面影
9
雪積もる岩の掛け道跡絶えて峰に嵐の声のみぞする
8
知ってるのわたしと主人だけなのよ前の主人のほんとの死因
9
薄氷
(
うすらひ
)
の張りしころより風凪ぎて赤星寒き鐘の暁
8
笠払ふ間も惜しからむ夕暮れの雪の野道を急ぐ旅人
7
元旦はえげつないのは我慢してまずは無難に謹賀新年
11
訪ふ人も今はあらしの山里の柴の庵を埋む白雪
10
御狩りする袖幾度か払はまし交野の御野の雪の曙
4
新しいパパが来るってママほんと?じゃあどうなんの?うちにいるパパ
7
「ぼくパパの子じゃないの?ママ」「そうよ、でもいいのよパパは知らないんだから」
5
池水は氷りにけらし草枯れし
汀
(
みぎは
)
をまたも隠す白雪
8
生きてたらいいことあると諭す人もしなかったらあんたが死ねな
4
暁の空の赤星榊葉の霜といづれか冴え増さるらむ
6
ひさかたの天の川瀬や氷るらむ冴えのみ増さる冬の月影
7
吹雪する三輪の山本来て見れば印の杉に靡く
木綿垂
(
ゆふしで
)
5
杣道も絶えて幾日ぞ暁の山轟かす松の雪折れ
8
わくらばに訪ふ人もがな庭の面踏ままく惜しき今朝の初雪
4
小野の山跡も絶えたる雪のうちに誰炭窯の煙一筋
5
大掃除そっと抜け出しパチンコに行って帰れば突き刺す視線
10
大阪人みんな食いたい思うてる二度漬け串かつ京のぶぶ漬け
8
うちの嫁まだ着とるけど大阪のヒョウ柄オバはん絶滅危惧種や
9
俺はまだ本気を出してないだけだそう呟いて鼻くそほじくる
4
サンタさん何もくれずにメッセージ「臭わんように
洗
(
あろ
)
とかんかい!」
7
靴下のあまりの臭さに気絶したサンタ翌朝ゴミ出しされる
6
幸せだサンタがパパとわかっても幻滅しないサンタの子供
13
友だちの誘いを見栄でことわって今年のイブも一人ぼっちよ
6
泥棒がサンタに化けて忍び込みサンタに遭って「あっ泥棒だ!」
5
道交法違反でサンタ逮捕され来年からは宅配廃止
8
僕んちにサンタさんなぜ来ないのと親を困らす悪魔の子供
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