Utakata
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赤月 宙
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急にあれ、あれが来たので(希死念慮) 午後の授業は 自習とします
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生憎と 君はどうだか知らないが 僕の心臓は一個しかない
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お願いよ 君にしか頼めないんだ。そう言って君は、ナイフを出した。
2
あったかい 君を包んでくれるのは 僕なんかじゃない、僕なんかじゃない
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あの角に 雑貨屋さんがあったこと 忘れていたの、今思い出した
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胸元に リボンがついた洋服の 似合う少女で ありたかったな
3
こっちもさぁ 知ってるんだよ 君がさぁ いつか僕らを、置いてくことを
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どうせ手が届かぬならば愛し君 そんなまばゆく きらめかないで
1
胸の上 リップで書かれた「バカ」の文字 ごめん、なんか、ばり興奮する
2
『完璧』の名前を冠するその菓子を グラスごと壊したくなる衝動
1
泣きたくなる くらい優しい人だから 遠いところで 幸せでいて
2
こんなことで もう泣かないでいいように 君の光で 僕の目焼いて
3
熟れすぎた トマトを小さく 切り分けて 君のお口に 含ませたいの
1
君の笑み 太陽とすると 光合成しすぎて僕は ジャングルになる
1
知ってるよ 君が好いてる人くらい 灼けた鉄棒が指を焼いた
1
歌を歌う 絵を描く 誰かを好きになる それだけできる 機械になりたい
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叫べよ、と もっと叫べと、訴える 胸の奥住む小さな歌手が
1
屋上で 最後に見上げた 晴れ空は 目も潰れそうな、強い、青で
1
古ぼけた 遊具しかない遊園地でさえ僕には、おこがましくて
0
愛しさと 愛しさと愛しさと恋 それ以外なら いらないのにな
1
ずいぶんと 上手に飼い慣らしているね きみの内に棲む 猛き怪物
2
「待ってるの。ーー待ってるだけなら、自由でしょ。」 僕は黙って、うつむいていた。
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あの瞬間 キュッと縮んだ心臓の ままでちいさく、生きていくんだ
3
街角の 材木置場も ドームでも『歌う』ってことに かわりはないさ
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「この歌は みんなのため」と 嘘ついた。ほんとはたった、ひとりのための、
2
君のこと いっそ食べちゃいたいけれど 存外僕は 少食なのよね
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君と僕 あまりに違いすぎるのに 「似てる」と思ってしまうのが
嫌
(
や
)
だ
3
あの夏が すべてを燃やしていきました。僕らの町も、僕らの影も
1
「僕なんて」そう言う君の足元で 朽ちていく蛾に 気づいていますか
2
だってさぁ 君のおうちを燃やしてはいけないなんて、聞いてないもの
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