Utakata
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赤月 宙
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買ってきた ピーマン刻むの めんどくさい おれに励ましの おたよりくれよ
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「それは君 思い上がりだ」と誰かが言う それでも歌う、誰かのために
1
人ひとり 殺めるために 暴力も 鈍器もいらない 殺意でさえも
3
自らも 深く、深く、傷ついて 心に秘した ナイフの所為で
1
雲の上の 人であるべき だったんだ 神様うっかり 間違えたんだ
1
その笑みを 曇らすものが あるのなら 僕は人間を やめたっていい
2
僕がしにたいと願っていたときは
神様
(
あなた
)
は応えてくれなかったのに
2
君が丁寧に謝罪をする夢を見ました 慌ててブラウザ閉じた
0
夢の中で 出会ったお店に もう一度 行きたいんです、帽子を買いに
1
救いであれ 願って紡ぐ、救いであれ 救いであれ、すく、(……救われたい)
0
決めてるの わたしを傷つけていいのは 『大好きなひと』か『物語』だけ
1
傷口から 血の出るかわりに メロディーが どんどん出てくるタイプの化け物
3
宙を舞う 空を見ながら 考える (助けてあげられなくって、ごめんね)
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私らは 正しく交わる ことはない 全体、他人ですらないのだから
2
例えもし わたしの身体を 燃やしても この想いだけは 焼け残るでしょう
1
何もかも よかれと思って、やってきた そう、よかれと思って……思って
1
僕たちの 青い森林だった場所 ジャングルジムは 撤去された
1
僕たちを 打ちのめすために やってきた 時計が0時を お知らせします
2
この世界の ありとあらゆる 花をあげる ネモフィラ、ひまわり、だから死ぬな
1
山奥の もう使われない ブランコも ひそかに夏を 告げていました
3
君がそう 美しいのは その心と 瞳に
刃
(
やいば
)
がきらめくからだ
2
生きるたび 増えるでしょうね カサブタも 胸が痛むから 聴けない曲も
1
君の音が 声がすべてを 飲み込んで 世界が海になればいいのに
2
何度でも 思い知らされ 生きていく 足りないものも 届かぬものも
5
あわよくば 誰かの救いであれと願う あるいは「刺され」と祈って歌う
2
つらいとか 被害者面を する気はない 傷ついてるのは 貴方だから
2
あぁ、そうか あの日の報いか あの晩に 俺が世界を 呪ったからか
2
悲しみが 目から耳から 吹き出して やがておぞましい 木になるでしょう
1
とてつもない でかさのテディベアになって 疲れた貴方を ダイヴさせたい
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お手紙を 書くときみたいに 五七五 あるいは弓矢を構えて 七七
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