Utakata
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赤月 宙
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砂時計のように積もった言葉たち ひっくり返せば、また同じこと
1
あまりにも 美しい人と暮らすため 藤色の服を選びがちな人
0
人間が 思考する葦だとすれば 貴方はきっと『スーパー葦』だ
0
悲しみと 生きてくことを決めたので 貴方は2人目のひとになります。
1
「おかえりと言うほうが好き」 と言う彼は 見送る空を知っていたから
2
一瞥
(
いちべつ
)
を くださるだけで、わたくしの 海を満たしていった冬空
5
なみなみと注ぐ愛情の中でも 悠々泳げる 君で良かった
4
君のしあわせのためなら 人魚姫にすらなれない、
泡
(
あぶく
)
でもいい
1
五七五に 無理矢理切られた言葉らの 気持ちがお前、わかる?七七
3
『生きる意味』なんてないよと笑う君だけが生きるという意味を知る
2
「わからん」 と 「何もわからん」と僕らは 苦しみながら 生きていくんだ
0
「こんなこともあるかと思っていたのでね」 彼はそう言い、バナナを出した。
1
いつの世も こどもはちいさな手のひらを おおきく振って、「ばいばい」 と言う
6
取り返しつかないようにするために 下書きもせず恋文を書く
3
チョコケーキ しずかに降った粉砂糖 冬の山地を思い出します
2
恋はいつ 覚めるのでしょうか あの人が〝人間〞なのだと気づいた日から
2
きっと今 あなたを救うためだけに 地獄の底を 生きてきたんだ
5
(救いたい) そう願ったりしなければ こんな身体にならずにすんだ
1
君がそう ここから這い出せるのならば 僕は進んで踏みにじられよう
1
真実にたどり着いたとしてもだよ もう遅いのよ、名探偵君?
2
あなたから 何かを搾取できるほど お姫様には生まれてないので
2
こんな日は 手を洗うしかしようがない 古びたタオルも乾きやしない
2
同じように 炎にくべられたとしても 君のようにはなれないからね?
1
ひたすらに 横顔きれいな人でした 僕はそれしか知らなかったけど
2
港町 すてきな焼き菓子 並ぶ店 わたしはきっと 辿り着けぬが
2
僕などが 声を枯らして叫んでも きっと傷ひとつつけられぬだろう
5
世界とを 隔てるマスクに隠された 生まれたばかりの
碧
(
あお
)
の口紅
3
どれだけの 思いが込められてるかなど 意にも解さず 風船は飛ぶ
2
“君でしか 出来ないことなど 何もない” 僕が欠けても 世界は、回る
1
夕陽から 生まれた異物に食らわせるために作った言葉のサラダ
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