Utakata
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赤月 宙
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数多ある 火花のような歌たちが 集って星になりたがってる
6
この肌の 濡れた鱗の 輝きを 君らは
永遠
(
とわ
)
に知ることはない
4
来年も ご縁があれば 暑中見舞い 寒中見舞いを 出させて下さい。
1
「好き」 という たった二文字ですむことを 無駄に三十一文字にする
15
マフラーを あの時巻いてくれたのは 僕にとっては 貴方でしたよ
3
君の前髪の〝くるん〞てしてるとこ 秋田わんこの しっぽに似てる
3
「ほら僕は なんでもない日、おめでとう派の人だから」 「何その派閥」
4
もう二度と 行かぬであろう 公園に 住んでたキリンと聴いてた唄です
2
熱に浮かされて見ていた夕時の まどろみの夢のような音色だ
3
パンプスは いけない、どんなに愛しても 磨り減ってゆく (あなたのように)
3
灰色の 夜道でひそかに 勇気無き 案山子が売ってた 甘いチーズ
2
一区画 向こうの高速道路から 走るラジオの気配がする夜
5
君の声に 救われるひとが 数多いる だからわたしは 言葉を紡ぐ
3
体内が きれいながらんどうなので 少しの紅茶が ころころと鳴る
6
手に届く 五分の一の星空を 軽く越えてく君を知ってる
3
丁寧に 折り畳まれた 悲しみが 湿気を吸って、ふっ、と開いた
12
アメリカの西海岸で泣いた子の 声が日付をまたいで届く
2
つまらない女ですのでわたくしは きみの微笑みひとつで幸福
2
憎しみに すがって生きる兵士には あの歌姫が女神に見えた
2
世紀末 世界が滅びなかったので ぶっちゃけあとは余生かなって
1
春だね、と いつか貴方と笑いたい おんなじ春は もう来ない、ので
5
君の名を 聞くたび生まれ変わるから 今日もわたしの 誕生日です
2
あの空を 見上げて死ねる ふさわしい 資格があるか、自信がなくて
1
3分間 あればいいです 辞世の句 詠むので少々お時間ください
5
控えめな 低い位置から ピースする 世界平和を 願うひとゆえ
1
しあわせも 一番上の棚にあり ぼた餅みたいに 落ちてはこない
1
これからも 傷つきながら 生きるだろう なんて綺麗事 掃いて捨てたい
3
僕に腕をつけてくれて、ありがとう 僕を人にしてくれて、ありがと
2
美しいひとや物だけ見ていたい だから鏡は のぞきたくない
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心って どこに宿るの? その身体 削いでいったらそのうちわかる?
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