Utakata
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赤月 宙
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化け物に なってこの町を出て行く 夢を見たんだ (夢じゃなかった)
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人に好かれたくないんだ、この僕は 「僕なんか」 いや、「人間なんかに」
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『人は第一印象が九割です』 ここまで読んで 血反吐を吐いた
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三日月の メイドが静かに提供す ヤミ伯爵の 惑星サンド
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泣きながら 背にのしかかる 怪物の 由来を君は 知ろうともせず
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〝君は君として為すべきことを為せ〞カーテンの裏に書いてあった。
2
星として 輝く責務を果たそうと すればするほど 深くなる闇
2
満月の夜に食らった悪夢らを 加工して売る 虹色の獏
3
憎しみに 脳を焦がした者にだけ えがける歌と 呪いがあります
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僕たちが 世界を呪う ちょっとした きっかけだった、フルーツサンド
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このポニテ 根元から切り落としたい そう思ったの、ただそれだけよ
3
僕のこの ひどい胃痛が止んだとき きっと君への 恋も潰える
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あのひとを 救うためには この闇に 僕は迷わず 飛び込まなくては
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「なんだ赤ずきんじゃないのか」 そう言って 僕を投げ捨て 帰る狼
2
『感情は 人身事故の影響で 約
10
分の遅れとなります。』
3
僕はただ 麦や野花を踏みつけてまで飛びたいと 思えないから
4
〝叫び〞らを 吹き出す場所が 見当たらず 指からしかない、痛い、つらい
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わたしには こんなものしかないです、と オートミールを ざらざら降らす
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君がその 両手を振ってくれたから 僕はちいさな 鳥になれたよ
3
卵白が 多く入った玉子焼き どっちが食べるって話じゃない?
1
めくるのも 千切るのも嫌で カレンダーを 使いこなせた 試しがなくて
1
〝かなしみに 墓をつくってやったのが この海なのさ〞 くらげは言った
4
胸の奥 しがみついてるかさぶたを いともたやすく 剥いでゆく 君
3
この文字は やがて四次元に進化し 見てな 新たな宇宙を造る
3
永遠の 傷をつくって 去ってった 世界を
寿
(
ことほ
)
ぐための祝詞
2
(空白は 君が手ずから埋めてくれ) 生きてくうちに 朽ちて崩れた
3
今日という日は遠い未来、振り返り 懐かしむために あるんじゃないのに
2
僕はもう おおよそ病人の気持ちで 布団、あるいは 夢から出れない
4
やわらかい バニラアイスのような笑み どうしようか、舐めると甘い
5
G
ペンで 腕に思いを刻もうか (
G
ペンの
G
は重力の
G
)
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