Utakata
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赤月 宙
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あんなにも 命をきれいに 燃やせない 冬の花火に 膝を折る君
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届かない星に焦がれた罰として 腕を焼かれた ミロのヴィーナス
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身の丈に合わぬ願いの罰として 影を裂かれた文学少女
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「ぼくにしか できない歌が あるはずだ」 必死でキーを 叩いてる猿
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どこまでも 凍てつく君のなかにある 真冬とともに ただ生きてゆけ
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「この人は 僕とおなじだ」 何度でも 雨の降る度 錯覚をする
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「壊れろ」 と 僕という脆い容れ物に 流し込まれる 異物の言葉
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薄っぺらいチョコも気軽に贈れない 「大好きです」 を ✕で消してく
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なにもかも ぶちこわしたいと 願うとき 心の刃が いちばんきれい
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君のため 真冬を好きでいたいから ココアの色のスウエットを着る
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届かないと わかっていれば走らない 手を伸ばそうとも思わないのに
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額縁に入る貴方に触れられず 代替品を迷路で探す
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分からない もう何もかも 分からない 正しい歌も 人の心も
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夕時に 今日をいい日にするために 夕暮れ色の紅茶を淹れる
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守られるほどやわじゃないだろうけど 守ってやらんと、ありゃ壊れるぞ
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調子さえ 良ければそうね、八首ほど 悪ければ、とも 言えますけどね
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届かないものに焦がれる気持ちには 慣れているから、平気、平気よ
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君のため 淹れるのでなく 僕のため 僕のためだけに 淹れた紅茶
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少しだけ 古い歌など廃棄して 少しだけ僕は 泣いていました
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「始めよう」 言った瞬間、走り出せ。 できなきゃ君は、土のままだ。
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僕の目を 切り裂いてったその日から 検索窓から「君」 が消えない
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起きてても あんまいいことないからなぁ 君はそう言い 繭にこもって
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失って 失って失って尚 朝を迎えなければならない
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えんぴつを手に取り紙に向かっても ペン先が君の 笑顔を欲す
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こんなのは 誰の為でもないけれど 誰かのその目に 灯したい歌
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無垢だけで 踊り続けてられるほど 幼くなくて 前髪を切る
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目に見える傷はもらえなかったので 可視のものくらい くれてもいいでしょ
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星の名を 彼に教えておきなさい 夜は日毎にやってくるから
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日曜日 君に見せるのでなければ 絹のスカートなどいらないのに
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「深めたくなるもの一覧」 「知識とか」 「恋とか闇とか」 「親睦はいい」
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