Utakata
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赤月 宙
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花の色は 青く染まって思い出す 君の癒えない 悲しみのこと
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君のその まるい瞳の面積を 求める式を 教えてください
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両足と 歌をつむげる両の手を 持っているのに、どこにもいけない
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階段を 登ったけれど シンデレラにはなれなくて 首を吊られる
1
傷付けば 傷付いただけ 五線譜が 君だけの詩が 生まれる二月
2
かなしみを 一切溶かして しまいたい 君のつむじを見て 思う夜
2
可能なら 定時でおうちに 帰りたい それがそんなに ぜいたくですか
2
泣けるなら 泣いてください そうしたら 君のお声を 飲ませてください
1
世知辛い この世を生きるすべとして 君の御声を 買わせてください
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「生きる糧」と みなが貴方をむさぼって 磨り減る様は 幸福の君
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麦チョコや 玉子ボーロやハムスター ちっちゃいものを 愛しがる君
2
わらわない 君が好きだよ 報われぬ ひとのおもいを知っているから
1
神さまが 君のつむじをこしらえた時から 星は右にまわるよ
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「祈る」 という 行為はあまりに やわらかく 衣をまとって たたずんでいる
1
海色の はがき、コーヒー、やわらかい音楽、きみを思い出すこと。
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美しく ありたいという その意思を いともたやすく 折ってくる、ひと
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人魚姫にはなれないので 僕たちは 君にいつでも 愛を歌いたい
2
世界中 振り落とそうとする意思で 豪速でまわる独楽、いや地球
1
世界など 滅んでしまえと思ってた。 君がいるなら、もう少し待つ
2
恋の歌 溶かしたチョコに練り込んだ きみのお腹で 密かに爆ぜろ
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木や花や 空とか風や 石でさえ 歌いたがっているものだから
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物言わぬモノが選んだ依り代は 用意されてる椅子より多い
1
金銀の 折り紙で作る手裏剣を 渡すくらいが 精一杯で
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さざ波のようなその声 聴かせてよ うるさい
雑音
(
ノイズ
)
を 打ち消すために
3
ふいうちで 流し込まれた 君の
音
(
ね
)
か 腹にたまって 消えないままだ
2
ゆらゆらと 僕を惑わす輝きの 君をひそかに 惑星とする
3
かわいらしい いぬの目をした君の歌 “そばにいるのは 僕じゃなかった”
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月よりも 街の灯りが 眩しくて 刹那だからな ひとの営み
1
ここにいる わたしはここにいるのだと 叫び続ける まっくらな森
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きっとまた この身を裂かれるのだろう そのかけらから 歌が生まれる
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