Utakata
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赤月 宙
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煌々と 胸に宿った炎から 打ち出されたのか、その白刃は
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ポイントを 期限までには使い切ろう 追い立てられる、義務でもないのに
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あふれでる 言葉の泉に沈められ 溺死しておくべきだったんだ
3
夕空の 〝綺麗〞にいちいち傷付かない 〝普通のひと〞に 生まれたかった
8
「ちりつも」 と やさしいひとは言うけれど 積もったところで、塵は塵だよ
4
君の手が 背中を撫でてくれるので うっかり空へ 還らず済みます
2
飽きました。人の振りして生きてくの あの森か海へ かえして下さい。
3
草原で 咲いた花など選ばない 欠けない月を 選ぶさ、君は
3
あんなにも 夢中で描いてた油絵も もはや絵の具の名前もわからん
3
投げかけた たった三十一文字が 誰かを救うことを知ってる
3
剥き出しの心で生きてゆくのには 世界はずいぶん寒いだろうに
5
リキュールの 苦味も知らぬ 少女らが微笑みながら仕込んだタルト
3
憑き物を 落とそうという心持ちで この青の紙に 歌を詠みます
1
真夜中の いまわのきわの思い出に 遺書は書かない、君への歌を
1
「人生はプラマイゼロ」 だとしてもだよ ゼロのために生きてく意味って?
3
人が皆 愚かに見えるが おれも人 死ねば仏になれるかもだが
4
星ばかり 見てても仕方がないけれど 星を知らねば星になれない
2
喉元に 刃をつきつけでもしなければ 君は夜空を 見ようとしないか?
3
君の目は 実質光の海なので これは入水と言えなくもない
3
野ウサギを 追っかけ穴に落っこちて 気づいた、あたしアリスじゃないわ。
4
目覚めなきゃ 目覚めていなきゃ 駄目なのに 夢の中では 君に会えない
1
君は積み重ねたもので出来ており だから迷わず そこから飛べる
2
「黒井さん。貴方の死因は ただ一つ」 「〝赤〞じゃなかった、ただそれだけです」
3
世界から 裏切られた、と言うけれど 背を向けてたのは 君のほうでは?
3
〝生きる〞とは 辻褄合わせかさもなくば 敗戦処理とも 言えるだろうな
2
生きてゆく術のひとつとしてある日 洗濯機を買う、こともあるでしょう
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痛いのはいやだがよぅく考えると 死ぬのは別に、いいか、よし やれ
2
「I know.」 の 発音しないkみたく ひどく胡乱な人生でしたよ
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玉葱の 皮を剥いてて〝真実〞に 気づいてしまった哲学者N
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昨今の ベジタリアンにも配慮した オニオンリングによるプロポーズ
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