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川野三郎
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歌人であるよりも、三十一文字の詩人でありたい。風に羽ばたく鳥にあこがれて。
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火事だぞとあわてて風呂場の水くめど 火柱に桶 無理だとさとる/物名歌
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照りつける日射しは汗とからまりて わたしはあなたの夏でありたい
12
自分すらつまらぬ歌と思うなら それはやっぱりつまらぬ歌か
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来年の手帖をひらいてみたところ どんな未来を描こうかしら
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倦怠
(
アンニュイ
)
はSNSに捧げられ いまぞ嫉妬の華ひらく見ゆ
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日の陰るとたんに秋になりますね 東京はいま神無月です。
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とこしへに手のとどかざる輝きよ 僕を濡らして星のしづくよ
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するするとほどけてゆくよ 赤い糸 はりつめてくる心の琴線
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人生はゆきづまりだと思うにも とろとろ生きろとまたたく信号/物名歌
8
尊厳死、やがて問われることならん あなたはいまだそんげんしないの?
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虚しさの海に溺れた人を見て そっとしておく僕の
優しさ
(
つめたさ
)
8
秘密だよ。隠したとこをばらしたら 罪ひとつでも針千本よ/物名歌
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一週間、またあらたまる毎日よ うひうひしくも生きてゆかなも/物名歌
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わさびはむごときいのちのわびしさよ ひたひたとしておぼれゆく沢
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あきらめて忘れたはずのこころにも どこかで人をまだ待っている
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ふと土の底から伸びてきた腕に ハンカチかぶせ「ナ・ム・ア・ミ・ダ・ブ・ツ」
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てくてくと歩いてゆくよ どこまでも 僕は歩くの大好き星人
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秋だから油断していた チョコレート溶けちゃいそうだよ 冷所に避難
10
葛根湯、買って帰ろう。忘れずに 花粉症にも効くとの噂あり
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ガソリンの匂ひの鼻につきまして 吾が視界には、はるか郊外
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秋の空 千鳥もかえってきましたね 夏はどちらに避暑していたの?
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肩よするいとしき人のぬくもりよ 夜汽車にゆられ しののめを待つ
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あなたとはずっと親しくしたいから 歌をよむだけの仲でいましょう。
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古語辞典
(
三省堂詳説
)
・
国語辞典
(
小学館言泉
)
はしきしまのともがらですな 座右に欠かさず
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社会詠批判をしたら つぎつぎと降って湧いたる
社会詠あり
(
どうすんだこれ
)
4
この土地に骨を埋めむときめた身の 旅にゆくのはまたかへるため
9
note.com
(
のおと
)
にていろんなタグにお邪魔して歌なげこんでゆくぞたのしき
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スタバにてニーチェひもとくニヒリスト 現代日本の象徴は僕?
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秋なのに花粉症とはこれいかに したたりやまぬ鼻のした水
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ひとりずつ連れのおりたつ 夜のバス 最後の客になった寂寞
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