Utakata
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川野三郎
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歌人であるよりも、三十一文字の詩人でありたい。
かつて朔太郎曰く「詩はただ、病める魂の所有者と孤独者との寂しいなぐさめ」と……
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昭和からぬけだしてきた会社員 眉毛すっきり そこは令和か
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ジャケットが着てよ着てよとせがんでる。ボクを 着られる シーズン みじかい!
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夏物をしまうさびしさ また来年、ともに暑さをしのぎましょうね
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朝シャワー浴びたら頭もさっぱりと 流れてゆくよ抜け毛いくつか
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まあいいさ。なんとかなるよなんてこと 言ってるうちにくたる事態は
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どうしたの。僕はいったいどうなるの 歌がぽろぽろ涙のように
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おおルバイヤートよ あなたの涙をのみほして 千年のちの世に酔ひどれる
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青っぽい歌はよきかな 我が春はもうかへらざる 霞のむかふ
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恋すれば舞いあがったり轢かれたり 木の葉のごとき心にもあるか
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あるもので間にあわせてく暮らしかな ないならないでなんとかなるよ
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存在はいつかやぶれてしまうもの それならそれであだし野の露
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なにものかであろうともがく人たちをながめてをりぬ noteの隅で
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詩人にもできる仕事はありますか うっかり聞いて失笑をかふ
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投稿のあてのなかった歌どもが流れてゆくよ
うたかたとなり
(
どんぶらこのどんぶらこ
)
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わが道はどこにゆくのかまどひつつ 路傍の石をけとばしてみる
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ありふれた恋うたよむと気持ちまでありふれてくることぞあやしき
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とまどひのうちに生まれた人ゆゑに うきつしづみつ流されてゆく
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門前をちょっとひと掃き 汗ひとかき 一日一善した心地です
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残酷な言葉であるな「自己責任」老いてゆくのも私の罪か
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にわとりのいない都会のあかつきに 時を告げるは明け烏かあ
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恋路とは、躁と鬱なす乱気流 アトラクションなら楽しからましを
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抱きしめる。雨の音する廃屋に……ひびいた声は、監督の「カット!」
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清らかでどうしよもない 生の泥 吐きだすように中上健次
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いいかげん信じるひとは馬鹿ですが 変わらんよりはよいのかしらん/いしばかよ
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ひと夏はあつあつなのに いつからか あき風のふく仲になったの
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痒
(
かゆ
)
みどめ かえって痒くなりました。あうあわないはあるものですね
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思いだしたようにいいねをつけてくる あなたは誰だ?おふくろでした/noteにて
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糞づまりすっきりとしたあしたには 秋の空気の爽やかである
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歌をよむ道のすがらに飯くひて 排泄・入浴・睡眠すます
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欲情のわきいづるかな 身体の底のはうから たとしへもなく
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